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お湯の量が少なくなった?直せますか?世羅町

 太陽熱ソーラーの事に詳しい専門家は、
激減しています。

 何かあった時、対策しようにも、どうすれば良いのか?

どこに頼めば対応してくれるのか?が
分からないからと、

使わずに放置されているユーザーさんが多くいらっしゃいます。
それはいったい何故なのでしょうなか?
その答えは?↓

Team朝日エコでは、「頼めるソーラー業者がわからなくなったユーザーさん」の事を「ソーラー難民」と定義しています。

その様な「困っている方=ソーラー難民を救う」をコンセプトに、日々活動をしています。

Team朝日エコです。

ポスティングしたチラシを見てお電話頂きました。

世羅町、K様。
「チラシを見たんだけど、」
「ソーラーのお湯が少なくなった気がするんじゃが?」
「昔はもっとお湯が、あったと思う。」
「お風呂に貯めて、使った後でも、多くの残り「湯」があったはずなのに、、?」と、
直接お電話頂きました。

「確認を兼ねて、チェックしに行きます。」

午前中の工事を終わらせ、現場へ確認に伺いました。

取付けてもらった業者に尋ねた事もあった様ですが、解決に至らなかったそうです。

部材の交換で修理は可能です。

結論から言うと「フロート給湯ユニット」と言う消耗品の交換で、ほぼ直ります。

熱いお湯を先に出す部材
(フロート給湯ユニット)
の「浮き」に水が入り、のように
フロートが沈でいる可能性があります。

フロート給湯ユニットに「亀裂」と「水」が入り、その重みで下部へと沈んでしまう事があります。

そうなると、
①のよく沸いたお湯を残したまま
②の沸いていないタンクの下部ばかりを出してしまうという事です。

使った分に応じて、タンクに水を給水するので、①のお湯は、残したまま②の水を廻転させるだけになります。

ボルトの開け締めは慎重に!タンク割れのリスクが?

設置以降の年数によって、経年劣化の度合いも確認、考慮しておく必要があります。
20年超えの経年劣化した貯湯タンクは、修理の際、チョット触っただけで、ヒビが入ったり、割れる事があります。
なので、ボルトの開け閉めや、部材の取付の際は、力を加減しながら、慎重にする必要があります。

冷たい水が入らぬ様にして、お湯を使う方法もあります。

タンク割れのリスクを避けるのなら、ソーラーのお湯を使う時、以下の方法でも、使えない事はありません。
●給水バルブを締めてタンクに水を供給しないようにすれば、水で薄めて温度を下げないので、お湯のみを下ろして使えます。
●その日の分を使ってから、タンクへ水を上げる。

バルブを縦にすると「給水」
横にすると、「給水止め」

面倒かと思いますが、修理のために下手に触って、タンク割れのリスクを背負うより、現状維持のまま、バルブの開け締めで使う方が、リスクは低い場合もあります。
※年式によります。

「当面はバルブの操作で使う!」

K様、「とりあえず、バルブを開けたり、締めたりしながら、使ってみるよ。」と仰られたので、当面は、様子を見ながら使う事となりました。

「修理しようとのお考えになられたら、お気軽にお電話下さい。」とお伝えし、現場を離れました。

後日再び電話アリ!「新しく取替えして欲しい!」

数日後、再び、K様から、お電話にて、「新しくソーラーの交換」のご依頼を頂きました。
K様曰く、
「94年設置との刻印が、正しければ、20年以上使ったという事だもんね。
世羅町の補助金が背中を押してくれるので、この際、新しく替えようと思う。」との事!

ありがたい事です。

ソーラーを新しく取替えします。
新しくなった「太陽熱温水器」

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