昔の屋根上のアレ!当時の太陽熱ソーラー"ブーム"の裏側!
オイルショックをきっかけに、1990年前後に太陽熱ソーラーブームが巻き起こりました。
光熱費削減の一環として、数多くの家庭が太陽熱ソーラーを設置しました。
売れるのなら?猫も杓子も!
しかし、この時代、様々な業者がこのブームに飛び乗りましたが、「ソーラー専門店」という存在は希少でした。
驚くべきことに、
建築会社、
町の電気店、
水道設備業者、
家電量販店、
ホームセンター、
さらに
個人の大工さんや左官屋さんまで、
「猫も杓子も」てな感じで、多種多様な業者がソーラーの取り扱いを開始。中には、年間で数件しか取り扱いの無い業者も存在していたようです。
特に際立ったのが当時、連日TVニュースなどでの報道で、「強引な販売」が問題になり、Aソーラー社の消費生活センターからの「社名公表」処分事件も、確か1990年代後半頃だったと記憶しています。
「にわか工事人」の隠されたリスク
リスクとして感じたのは、メーカー推奨の施工方法は脇に置き、施工方法が一貫しておらず、業者ごとの独自の方法での設置が行われていたため、問題が生じるケースが少なくありませんでした。
バラバラな施工品質
我々がソーラーの撤去作業を行う中で、屋根の瓦を取り外し、固定番線を除去する際に、「これは危険な取付方法だ!」と驚くような事例に多々出会います。
ノウハウや推奨施工方法を把握せずとも▶︎時流に乗るか?
これらの背景には、経験不足の「にわか工事人」が増え、ムーブメントに乗り遅れないようにと、品質を犠牲にした設置が行われていたと感じています。
とにかくこの時代、太陽熱ソーラーがよく売れまくっていた時なので、各社この時流に乗っかかろうとのお客様からのリクエストを獲得するための争奪戦が行われていたようです。
売る事のみが正義では無い!
私達にとって売上はとても大切です。
経営が厳しい時、崖っぷちに立たされたり、心が折れそうな時など、売上獲得で救われた気持ちになる事も当然あります。
「売上は全てを癒す。」とまで言われている所以だとも思います。
ただ、Team朝日エコでは、使用前の期待感と使用後のギャップについて、限りなくゼロに近づける説明と施工を、とても意識しています。
目先の売上のみを追うのではなく、お客様の期待に「応える」ことが一番の目的です。
設置後、使用中に対する責任が一番重いと考えます。
いわゆる近江商人の「三方良し」
「買い手良し、売り手良し、世間良し」それぞれが求める「WIN.WIN」のベネフィットが大切です。
その実現が、最終的に「売上」につながりうると思っています。
Team朝日エコの考える価値とは?
話を元に戻します。
いずれにしても、売れるならば、とにかく売って、後はなんとか取付けが出来ればOKとの考えでは、リスクヘッジはできません。
残念ながら、そのような施工事例に、とてもよく出会います。
このような事実を知ると、とても心配になります。太陽熱ソーラーの取り扱いに関する専門知識と経験は、家の安全だけでなく、家族の命を守るためのものです。
品質と安全性を確保するためにも、信頼できる業者を選ぶことが最も重要だと思いますね。
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