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志の執筆活動記録の棚

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志の執筆活動にまつわる記事を放り込んでいきます。
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執筆ド素人、「ログライン」を知る。

推しが参加するファンミーティングに申し込んでいたのだが、今日、落選通知が届いた。ゆえに、めっちゃヘコんでいる。 ただ、いつまでもウジウジとヘコんでいてもどうしようもないので、気を紛らわすべくnoteを更新することにした。トップ画像だって、とびきりの春を選んでみた。 * * * 小説を書こうと決めてから、自分なりに決めたことがある。 それは、むやみに「小説 書き方」でネット検索しないことと、「小説の書き方本」なるものを読みすぎないことだ。 とは言ったものの、実のところ小

そのもどかしさを愛す。

気が乗るままに散歩をするように、手が動くままに小説執筆に勤しんでいた。 それは、今までに体験したことのないような高揚感を味合わせ、自分の言葉を自由に紡いでいくことに半ば酔ってしまいそうなほどだった。 が、そんなものは長くは続かないのだ。 湯水のごとく湧いてきたアイディアが、突然陳腐に思えてきたり。 マジシャンが口からするすると吐き出す万国旗のごとく、延々と綴り続けられそうに思えた言葉たちが、忽然と姿を消したり。 まあ、よくある現象だ。 こういう経験をしてこそ、物書きっ

まるで、散歩するかのように。

いざ、小説を書いてみようと決意して準備を始めたわけだが、その準備が整わぬうちから、「早く書きたい」という想いにせかされてきた。 だったら、いっそのことノープランで書いてしまえばいいのではないか。 そう思い、頭からいきなり書き始めることにした。 テーマも、構成も、何も決めず、頭に浮かんだフレーズから枝葉を伸ばし、気ままにずんずんとキーボードで文字を打ち込んでいく。まるで、行き先を決めずに歩きだした散歩のように。 どの道を行こうかな。 あっちには何があったかな。 そういえばあ

小説執筆挑戦元年

2023年が始まった。今年は、私にとって「小説執筆挑戦元年」となる。 きっとこれからの人生を通じた長い挑戦になるのだろうけれど、今は「元年」としてスタートできる喜びでいっぱいだ。 実は、小説を書いてみようとしたことは過去にも2度ほどある。たぶん、15年から20年位前のこと。特に何を目指すわけでもなく、なんとなく書いてみたくなって頭に思い浮かんだストーリーをそのまま書き始めた。 けれど、骨格を決めずにただ書いていたので、途中で飽きたか諦めたかで完成には至っていない。 残念な

「もどき」から始まる一歩。

自分の身に降りかかった昨年の出来事などを伝えるため、今年の5月から「小説もどき」と題した連載型の長文メールを遠方で暮らす友人にあてて書き始めた。 最初は3回くらいで終わるかと思っていたものが、現在も続いていて第18回にまで及んでいるから笑える(笑えない)。 自己の体験とはいえ、行き当たりばったりで書き続けているからこんなことになるのだけど、そもそもの見通しが引くほど甘いのが諸悪の根源。 年内で完結すべく、仕事の合間に(というかもはや内職として)執筆・推敲している日々だ。