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因島フィールドワーク合宿2021~振り返り⑥~

甲斐です。今回はフィールドワークを終えての振り返りをしていきます。

まずは、活動に携わった全ての方々へ、本当にお疲れ様でした。皆さんとの活動から多くの思い出と学びを得ることができました。その中で印象に残っているものをいくつか紹介させていただきます。

① 外国人労働者へのインタビュー

今回のフィールドワークの目的は因島の地域課題解決で、何をするべきか。そのヒントを得るために、外国人労働者へのインタビューを行いました。インタビュー形式は3つのグループに分かれ、それぞれが1人の外国人労働者に対して違うジャンルのことを質問していくという形を取りました。私が同じグループになった2人は、とにかくおしゃべりで感心するくらいのマシンガントークを炸裂させていました。自分も何かしなくちゃならないなと思い、彼らのサポートをすることを意識しました。例えば、彼らの話題に関連するような写真を見せることや、外国人の方にもわかりやすい言い回しを考えたり、話が途切れてきたなと思ったら次の話題を用意するなど、自分で考えて行動することができたと思います。合宿が終わった後に、同じグループだった人から「インタビュー時は助かった」というLINEが来て、自分のやり方は間違っていなかったと自信を持つことができました。

② ポスター作り

5日間の合宿が終わった後は、オンラインでの話し合いが始まりました。最初の頃は全員が集まれていたのですがそのうちみんなの予定が合わなくなり、できることを決めて各自がやっていくという方針になりました。学業との両立でみんな忙しかったと思うのですが、その中で、これをやっていこうなどとグループLINEで積極的に投げかけている人もいました。正直、自分も学業の方が忙しく誰かがやってくれるだろうという思いもあったのですが、そのような人たちの姿を見て自分も何か貢献したいと思い、ポスターを作りました。

こちらが完成したポスターです。

因島ポスター


まとめ

私は今回のフィールドワークで「集団の中での自分の役割を意識する」ことを学びました。きっかけは周りが何かをやっているからという受動的なものかもしれませんが、その中での行動はこれをすればもっと良くなるのではないかを考える能動的なものに変わりました。また、自分の役割を意識すれば思った以上に行動できるなという新しい自分の発見にもなりました。これからの課題は、自分がやりたいことや興味があることを見つけたら恐れず飛び込んでいくことです。その中にある役割を見つけ、自分なりのやり方でこなしていく。簡単なように思えて難しい。だけど、できたら今以上に成長できるということを学べた本当に貴重な体験でした。

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