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カナダデー前日オタワに到着予定のジェームス・トップさん


Canada Marchesのジェームズ・トップさんの勇気と覚悟の手紙

2月20日にバンクーバーを出発し(ワクチンパスポートにより飛行機に乗れないので徒歩で)オタワに向かっています。(バンクーバーからオタワまでは4000km以上あります。)

横断を始める前から書面とメールで国会議員全員を招いて6月22日に直接の話し合い(YouTubeリンク)の機会を設けようと動いていた彼が、直前に行ったスピーチ。6月9日のものです。

結局6月22日当日話し合いに赴いた議員は20人程で、多くが途中退席しました。理由はわかりません。また途中で携帯の使用を止めるよう声をかけなければいけない場面もあり、実際何人の議員が話を聞きにきたのかは不明。



名誉あるメンバーへ。

日々、政府の業務に携わっておられることに感謝します。添付した過去の書簡の中で、私は、私自身と何百万人ものカナダ人に影響を及ぼしている問題について、あなたとお会いして話し合いたいと申し上げました。

この原稿を書いている時点で、Canada Marchesチームはバンクーバーのテリー・フォックス記念館から3500キロ、ロッキー山脈を縦断して行進してきました。ロッキー山脈を横断し、大草原を越え、スペリオル湖の周りを歩き、カナダの盾の上を歩いてきました。(*6月28日現時点で129日)このカナダ横断は私たちの国の最高権力者の注意を引くためのメカニズムとして機能しました。この行進は何百万人ものカナダ人に影響を及ぼしている問題について、建設的な会話に参加してもらうためのメカニズムとして機能しています。
私たちはこの旅の途中毎日、さまざまなカナダ国民と会い、その人たちからさまざまな話を聞きました。
私たちは、日々、さまざまなカナダ国民と苦難の体験を共有し、私たちを励まし、支持してくれている人たちに会ってきました。

このカナダ横断を支えてくれている人たちみんなが、あなた(議員)が、あなた方自身の選挙区のメンバーが、この議論にぜひ参加してほしいと声をあげています。

私たちは、オタワに到着するよりもずっと前に、招待状を出しました。私たちは
あなたのスタッフと連絡を取り合いました。会場の予約もしました。そして、もしどうしても必要であれば、日程の変更にも応じます。カナダ・マーチズ・チームは、無報酬のボランティアで構成されています。

オタワの役人として、あなたは、あなたを選んだカナダ人の利益を代表しているのです。私は、多くのカナダ国民は、連邦政府の命令によって引き起こされた大きな問題に苦しみ、解決を心から待ち望んでいます。
私がこの旅で出会った多くの人たちは
この旅で出会った多くの人々は、現在の政府のシステムが崩壊状態にあると信じています。我々は政府に自分の声を届ける手立てがないと感じています。この会話に参加することで、私たちがまだ民主主義を機能していることを、カナダ国民全体と有権者に示すことができます。


私との面談に同意してくれた国会議員に心から感謝しています。

皆さんの勇気と献身に拍手を送ります。

私たちは、話し合いによって、将来の協力のための計画を立て、その土台を築くことができると信じています。


謹んで、ジェームズ・トップ



カナダ時間の明日6月30日にオタワに到着予定です。恐らく明日相当の数の人がジェームス・トップさんとゴールを目指していくことを予想しています。

そしてオタワ到着翌日の7月1日はカナダデーという祝日ですので、多くの人が集まってお祝いをする予定となっています。

以下のリンクはジェームス・トップさんのYouTubeリンクです。明日明後日ライブストリーミングをしていると思います。


ただ、カナダの現状を懸念して最後に...

おそらくニュースや政府は『反政府のデモ』『過激派の抗議』と呼んで集まった人々を強制撤退に追い込む可能性は十分にあります。

カナダ現首相はカナダデーの全イベント参加をキャンセルしています。(また国会議事堂前の広場はバリケードで囲まれ入れないようになっています。『危険なデモ対策』?首都オタワの街の様子はこちら↓)国旗を振って「フリーダム」と声を挙げれば逮捕、それが今のカナダです。でも明後日のカナダデーでは恐らく多くの人が国旗を持って向かうでしょう。


実は昨日コンボイの主催者の一人タマラ・リッチさんは自由についてのスピーチを行なった後に再逮捕されました。他にもPat Kingさんというコンボイで多くの人の声を代弁してメディア対応した方は2月に逮捕され今も裁判を開くことも許されず拘束されています。


オタワに集まる皆さんの安全を祈ります。


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