見出し画像

第12回 村長散歩日記【日常編】 230427(毎週ほぼ木曜配信)

 (島田啓介マインドフルネス・ビレッジ村長による村長日記です♪)
 回覧板代わりの村長日記。第12回は日常編(村長はリアルの村に住んでいて4月から自治会長です、ややこしい 笑)。村長で会長なのですが、マインドフルネス・ビレッジはどなたでも参加できるオープンイベントもありつつ、基本的には継続しやすい会費で多くの講座に自由参加できるオンラインの村です。
 参加者の皆さんはマインドフルネスをテーマに集まり、興味を共有しつつ歩んでいくコミュニティがビレッジです。安心・安全な場で育まれた知恵とやさしさは、現実の中で生きる力になるでしょう。
 けれどリアルな村はちょっと違います。そこは待ったなしの実践編。そこでこそ、ビレッジの学びが生かされます。
 ビレッジは村外向けの参加自由のイベントもあります。興味を持ったらぜひいらしてくださいね。



 
~~~~~~~~
【第12回:基本がそのまま応用編:日常に生かすマインドフルネス】

*マインドフルネス・ビレッジは「日常のマインドフルネス」がテーマです。オンラインでつながる時間は一日のうちで1~2時間かもしれません。ズームから離れた途端、私たちは日常に戻ります。
学びの高揚や分かち合いの安らいだ気持ちはしばらく残るかもしれません。それでも家族から何か言われると感情がざわついたり、言葉で反応したりする習慣が戻ってきます。そのとき、ビレッジの学びを思い出してみます。どう対処したかを。
ビレッジの仲間はマインドフルネスという言葉を知り、マインドフルネスを実践し、対話し、体を動かし、読み、書きしています。気持ちを共有することもできるし、困ったときに相談できます。相手に無理強いしたり、自分を押さえて我慢はしません。社会の中では、多くの人がそうできずに苦しんできました。
その意味でビレッジには、リハビリ的な要素があります。批判されない、ありのままでいられる安心な場所は現代では珍しいかもしれません。安心安全な場で、私たちは自分を解放して明日へのエネルギーを蓄えるのです。とはいえ、それで終わりではありません。生身の私たちには日常が待っています。



私自身4月に地区の自治会長になってから、さっそく様々な役割や問題がやってきました。ログアウトすれば距離が取れるというものでもありません。生活の場での毎日が実践の道場です。
役付きになると、個人的な困りごとも遠慮なしに持ち込まれます。定期的な会議より、むしろ非公式な用事の方がよほど頻度が高いのです。ボランティアだからと言ってさぼるわけにはいきません。新人のぼくは生真面目すぎるのかもしれませんが、先人たちが面倒なことにも対処してきたから地域の暮らしがあるのです。
リアルな村には癖の強い人も少なくありません。身一つで野良や山で働いて身を立て、家族を養ってきたプライドもあります。それは頑固さでもあります。譲らない者どうしがどう折り合っていくのか? 昔からの知恵は参考になりますが、前例だけでは対処できないことも増えています。変化する現代の状況にも即応していかねばなりません。

何よりほぼ100%の人が「マインドフルネス」を知りません。「深く聴き、注意深く話す」など、オンラインのビレッジの常識がほとんど通用しない場面もあります。そんなときこそ、実践の応用編です。「呼吸しながら微笑む」ことが、どれだけできるでしょうか?
マインドフルネスのコミュニティではできたことが、外の世界では通用しないことも多くあります。ビレッジが「日常のマインドフルネス」を強調する意味がここにあります。いつも日常を意識しながらビレッジで実践をすること、それが普段の役に立ちます。
ガーター(瞑想を導く言葉)を覚えるのも良案のひとつです。いざというときに使えること、そのために練習があります。ビレッジには、その練習の機会が日々ふんだんに用意されているのです。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 
*毎月のスケジュールはこちら(ときおり変更もあるので、必ず以下から確認してください)
https://mindfulness-village.mystrikingly.com/schedule
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?