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デジタルな若返りと、ホントの自分

欧米のアニメ好きに日本語を教えているオンライン日本語教師の日常。

え?先生は40さい…?ほんとうですか?若く見えます。同じくらいかと思っていました。


よく日本人は欧米人に比べてとても若く見られるというが、実際そうだ。いくつですか?という年齢をいう練習で、大体本当の年齢をいうと驚かれる。彼らからすると、私はアラサーに見えるらしい。

これは決して自慢ではない。
若く見られるのも、きれいに見られるのも、全部zoomのおかげなのだ。

zoomには、肌をきれいに見せる設定がある。それをMAXにしてるから、私のお肌はいつだってツルツルなのだ。しみそばかすも、完全に無かったことになっている。しわを無くす機能はないが、なんとなくほうれい線も目立たない。おかげで10〜15歳くらい若く見える。

以前はzoomとSkypeどちらのツールも使っていたが、zoomを使ったレッスンの後に肌加工なしのSkypeレッスンが入ると、お肌ツルツル20代みたいだった私の魔法が解けて、星の数ほどあるしみそばかずがSkypeの画面にあらわれて、残念なこと極まりない。

ブスすぎる…。

あまりにも落差が激しく、レッスンにも身が入らないので(先生としてどうなのよ)、ついにSkypeを使うのをやめてしまった(Skypeの機能が使いにくいこともあるが)。

私は自己肯定感をあげるために加工の世界で生きることにした。

私がオンライン日本語教師を始めたのはコロナ禍真っ只中だった。その頃は生徒に会うことは絶対にないと思っていたが、コロナ禍が過ぎ去り、いよいよ日本が開国するとなって、生徒たちが日本に押し寄せてきたとき、私は

あー、実際会ったら化けの皮剥がれちゃうなぁ。と思った。よって毎度のことながら生徒と会うときは、残念ながらいつもファンデは厚塗りになってしまう。

これもデジタルの若返りの副作用だ。仕方ないと、文句をいいながら塗ったくる。

ちなみに、私の集客のために自分で撮った写真とビデオはもっと盛っている。同じスキルならきれいな人に教えてもらう方がいいよね?と信じて、透明感すら感じる完全に20代のお肌で、キラキラの自分を演出してしまったもんだから、最初のトライアルレッスンで、あの人どこいった?別人出てきましたけど?って言われないか心配になったが今のところそんなクレームはない。

Instagramで集客していたときは、本当に盛り過ぎて、変態からのDM(ダイレクトメッセージ)が、すごい数きてしまい、えらい目にあったがこれはまた話が長くなるので違う機会に…

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