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まだ話せない子に手を挙げさせることで意思の疎通を可能にする(1761文字の記事です)

 「子どもと早く会話がしたい」赤ちゃんが生まれるとそう思うのが親の常ですが、実際には2歳くらいまではなかなか意思の疎通が図れません。そこで「○○したい人は手を挙げて!」というように手を挙げてもらうことによって、子どもと会話ができるようにしましょう。子どもがしゃべれるようになったあとでも、「ピクニックに行きたい人は手を挙げて。」とか「お寿司食べたい人は手を挙げて。」などワクワク感を出すために使うのも良いと思います。

「手を挙げて」は “Put your hand up.(プッチュアハンドアップ)”です。”Hand up.”だけでもOKです。” Raise your hand.(レイズユアハンド)”とも言います。これらの後に文章を付けて質問内容を説明します。

おなか空いた人は手を挙げて。
Hand up if you’re hungry.
ハンドアップイフユーアーハングリー

おなか空いた人は手を挙げて。
Raise your hand if you’re hungry.
レイズユアハンドイフユーアーハングリー

 片手を挙げながら言います。Hungryのときに、おなかをさすりながら、おなかが空いて死にそうな顔をします。それでもわからないようなら、”Do you want to eat something?(何か食べたい?/ドゥユーウォントゥイートサムシング)”と付け加えて、食べ物をつまんで口元に持っていくしぐさをします。そしてもう一度” Hand up if you’re hungry. / Raise your hand if you’re hungry.”と言います。

 最初からわかるわけではないので、気長に毎日繰り返してください。ママが聞いてパパが手を挙げて見せる等、見本を見せるのも良いでしょう。

これが欲しい人は手を挙げて。
Hand up if you want this.
ハンドアップイフユーウォントディス

これが欲しい人は手を挙げて。
Raise your hand up if you want this.
レイズユアハンドイフユーウォントディス

 片手を挙げながら言います。ディスのときに、そのものを指差すか手に持ちます。それでもわからないようなら、例えば対象がおもちゃなら、”Do you want to play with this toy?(このおもちゃで遊びたい?/ドゥユーウォントゥプレイウィズディストイ)”と聞いたり、対象が飲み物であれば、”Do you want to drink this?(これ飲みたい?/ドゥユーウォントゥドリンクディス)”と付け加えて、それを飲むそぶりをします。そしてもう一度” Hand up if you want this. / Raise your hand if you want this.”と言います。

パパ(ママ)が好きな人は手を挙げて。
Hand up if you love daddy(mommy).
ハンドアップイフユーラヴダディ(マミィ)

パパ(ママ)が好きな人は手を挙げて。
Raise your hand if you love daddy(mommy).
レイズユアハンドイフユーラヴダディ(マミィ)

 片手を挙げながら言います。ダディ(マミィ)のときに、自分の胸にポンと手を乗せます。それでもわからないようなら、子どもの顔をよく見ながら、”I love you so much. Do you love daddy(mommy) too?(アイラヴユーソウマッチ ドゥユーラヴダディ[マミィ]トゥー)”と聞きます。そしてもう一度” Hand up if you love Daddy(Mommy). / Raise your hand if you love Daddy(Mommy).”と言います。

 手を挙げてもらえたら、”I love you so much too!(パパ[ママ]もあなたが大好きだよ!/アイラヴユーソウマッチトゥー)”と言って抱きしめてあげましょう。ちなみに僕の娘は、これを言うと大抵そっぽを向いて”No!”と言って僕を悲しませるのが好きでした(笑)。

 ここでは3つの例を紹介しましたが、それ以外でも色々な場面で使ってみてください。


Thank you for reading^^ 気に入ってもらえたらSNS等でシェアしていただけると嬉しいです♬ これからも英語教育に限らず日本の子供達が楽しく日々過ごして世界に羽ばたける環境づくりに全力で取り組んでいきますので、応援よろしくお願いしますm(__)m