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おうち英語を始めるきっかけにスポーツは意外とイケる(4384文字の記事です)

 僕の経験上、3歳0ヵ月くらいまでの子は、いきなり英語で話しかけても、なんとかして相手の言っていることを理解しようとする子がほとんどです。逆にそれを過ぎると、英語で話しかけると、「何言ってるかわかんない」「日本語しゃべって」と言ったり、まったく無視したりする子が増えていきます。

 日本語しゃべってモードになっている子どもに英語を教えようとしても、最初から拒否しているので全然成果は上がりません。そういう子の場合には、まず英語に興味を持ってもらって、英語を学んでみたいと思わせない限り、時間の無駄になってしまいます。

 ところがそういう子たちであっても、スポーツを通すと格段に英語の世界に入りやすくなります。

 僕が広島でやっていた英語サッカースクールに来る子のほとんどは、入団して初めて英語に触れます。それでもサッカーという共通言語があるので、サッカーを通して英語の意味を理解していきました。真剣に体を動かしながらやるので、恥ずかしさを感じることを忘れてしまい、自然に大きな声で英語が飛び交っていました。

 このようにスポーツを通して英語を使ってみると、これまでと違った反応が得られるかもしれません。


 英語に拒否反応を示さない子どもでも、スポーツを通して英語力を上げることができます。息子のシンタロウの場合がそうでした。

 僕がサッカーを好きなのもあって、小さいころから一緒にサッカーを観たり、やったりしていたのですが、シンタロウが4歳になるころにワールドカップがありました。僕は英語で書かれたワールドカップ出場選手名鑑を買い与えました。そうすると、まずは出場する32カ国に興味を持ちました。なので、世界地図と照らし合わせて、「このチームはスペイン、スペインはここだよ」と教えました。その結果、世界への興味が広がりました。そして国名や選手名もすべて英語で書かれているので、読む力も鍛えることができました。

 英語ではないですが、シンタロウは大相撲を通して、日本の地理と漢字を覚えることができました。きっかけは、シンタロウが3歳のときに両国国技館に相撲を観に行ったことでした。お土産にパンフレットを買ったのですが、そのパンフレットを真剣に読みながら、「これは誰?」と聞いてくるので、「これは朝青龍だよ。これは白鵬だよ」と教えました。すると、四股名の漢字の形で把握して、誰が誰なのか読めるようになりました。

 次に、出身地という項目に興味を持ちました。なので、「お相撲さんが生まれた土地のことだよ」と教えて、ワールドカップの国と同じように、「ここが青森県だよ。ここが新潟県だよ」と、日本地図と取らし合わせて教えました。その結果、47都道府県の場所と、その漢字を覚えてしまいました。それから、「静岡」と「岡山」の「岡」が同じだと気がついたり、「朝青龍」「朝赤龍」では「青」と「赤」が違うだけだと気がついて、「朝」を「あさ」、「龍」を「りゅう」と読むことに気がついたり、一文字一文字を理解し始めました。

 英語を教えるためには、必ずしも英語の教材を与えなければいけないわけではないのです。身の回りにある様々なものがアイデア次第で最高の教材になります。僕は「子どもが好きなものを使って、なにか将来に役立つ力を付けさせてやれないだろうか?」といつも考えています。


サッカー

 サッカーというスポーツとして認識できるようになるには、早くても2歳くらいかと思いますが、単純にボールを蹴ることの楽しさや、ゴールに入れたときの喜びなどは、立って歩くようになったころから感じることができると思います。

 わが家の場合には、おもちゃのボールとゴールを買って、一緒に遊ぶことから始めました。

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 まずは親が見本を見せます。”Kick!(キック)”と言ってボールを蹴ります。子どもが真似をして蹴ってきたら、足にボールが当たる瞬間に ”Kick!” と言います。もし蹴らないようなら、子どもの足を持ってボールを蹴らせます。

 次に子どもが蹴ってきたボールを足で止めます。

ボールを足で止めるからね。
I will stop the ball by my foot.
アイウィルストップザボールバイマイフット

これを「トラップ」と言います。
It’s called “trap”.
イッツコールドトラップ

 お互いに相手が蹴ったボールを止める練習をしてみましょう。

 子どもが、ボールを蹴る瞬間に”Kick!”、止める瞬間に”Stop!”と言います。聴覚、視覚、触覚で同時に感じることでしっかりと覚えられると思います。

 次にゴールにシュートを打ってみましょう。ゴールがない場合は、ぬいぐるみを2つ置いて間を通ればゴールにするなど工夫してください。

ボールをこのゴールの中に蹴りこんでください。
Kick the ball into this goal.
キックザボールイントゥディスゴール

これを「シュート」と言います。
It’s called “shoot”.
イッツコールドシュート

ゴーーーーーーーーーーール!
Gooooooooooooooooooooooooal!!
ゴーーーーーーーーーーール

いいシュートだ。
Good shot.
グッショット

ノーゴール。
No goal.
ノーゴール

ポストに当たったね。
The ball hit the post.
ザボールヒットザポスト

 次にパスの概念について教えましょう。

僕はチームメイトだよ。
I’m your teammate.
アイムユアティームメイト

僕までボールを蹴って。
Kick the ball to me.
キックザボールトゥミー

チームメイトのところにボールを蹴ることを「パス」と言います。
To kick the ball to your teammates is called “pass”.
トゥキックザボールトゥユアティームメイツイズコールドパス

パス!
Hey pass!
ヘイパス

僕にパスをくれ。
Pass to me.
パストゥミー

 お互いにパスを交換してシュートを打つ練習をしましょう。

 次にドリブルを教えます。

ボールを蹴りながら移動することを「ドリブル」と言います。
Move with kicking a ball is called “dribble”.
ムーヴウィズキッキングアボールイズコールドドゥリボォ

ここからそこまでドリブルできる?
Can you dribble from here to there?
キャンニュードゥリボォフロムヒアトゥゼア

 トラップ、シュート、パス、ドリブルができればサッカーができます。1対1の対決をしましょう。

1対1しようよ。
Let’s do 1 on 1.
レッツドゥワンオンワン

ボールを追いかけて点を取るんだよ。
You must chance the ball and get a goal.
ユーマストチェイスザボールアンドゲットアゴール

もし僕がボールを持っていたら、それを奪うんだよ。
If I have a ball, you must take a ball from me.
イフアイハヴァボール ユーマストテイクアボールフロムミー

5点先取した人が勝ちね。
The first person to score five goals is winner.
ザファーストパーソントゥスコアファイヴゴールズイズウィナー

よーい始め!
Ready go!
レディーゴー

 これでサッカーのベースとなる動きはマスターできます。もう少し大きくなったら、”I’ll be Kubo(僕は久保になる/アイルビークボ)” “OK, I’ll be Messi.(いいよ、僕はメッシね/オウケイ アイルビーメッシ)”などと言ってプロ選手になりきってやったりすると盛り上がりますよ。

 テレビやスタジアムで実際のサッカーの試合を観るとより理解が深まります。


ゴルフ

 目的を狙って打つようになるのは3歳くらいにならないと難しいですが、単純にクラブでボールを打つだけなら、1歳半くらいからできるようになると思います。

 プラスチックのおもちゃが売っているのでそれを使います。まずは親もクラブを持って同じようにやりながら、子どもが真似をするように促すと良いでしょう。何度も繰り返すと、それぞれのフレーズの意味が頭に入っていきます。

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ゴルフしようよ。
Let’s play golf.
レッツプレイゴルフ

クラブを取って。
Take a club.
テイクアクラブ

ボールをつかんで。
Grab a ball.
グラブアボール

床にボールを置いて。
Put a ball on the floor.
プッタボールオンザフロー
※親が見本を見せるときに、最初は”Put, put, put a ball.”とputを強調すると、「put = 置くこと」 と認識します。1番目と2番目のputは置く真似をして、3番目のputと同時に本当に置きます。

ボールを打って。
Hit a ball.
ヒットアボール
※親が見本を見せるときに、最初は”Hit, hit, hit a ball.”とhitを強調すると、「hit = 打つこと」 と認識します。1番目と2番目のhitは打つ真似をして、3番目のhitと同時に本当に打ちます。

 putとhitに限らず、新しい動詞を教えるときには、このようにゼスチャーと合わせて、できるだけシンプルに見せることがポイントです。完成された長い文でしゃべるよりも、わかりやすく教えることが英語子育ての初期では重要になります。

クラブを振って。
Swing a club.
スウィングアクラブ

ナイスショット!
Good shot!
グッショット

 3歳くらいからは、ピンに向かって打つゲームもできるようになると思うので、やってみましょう。

この穴にボールを入れるんだよ。
You must put a ball into this hole.
ユーマストプッタボールイントゥディスホール

もしキミのボールがこの穴に入れば勝ちね。
If your ball goes into this hole, you win.
イフユアボールゴーズイントゥディスホール ユーウィン

すごく惜しいショットだったね。
Very close shot.
ヴェリークロースショット

ボールが変な方向に行っちゃったね。
The ball went wrong way.
ザボールウェントゥロングウェイ

強く打ちすぎだよ。
Too strong shot.
トゥーストロングショット

そおっと打ってね。
Hit softly.
ヒットソフトリー


Thank you for reading^^ 気に入ってもらえたらSNS等でシェアしていただけると嬉しいです♬ これからも英語教育に限らず日本の子供達が楽しく日々過ごして世界に羽ばたける環境づくりに全力で取り組んでいきますので、応援よろしくお願いしますm(__)m