見出し画像

これで絶対覚える最強のアルファベット学習法(4529文字の記事です)

 英語が読めなくても英会話はできますが、英語が読めれば本を読むこともできるようになりますし、自分で新しい単語を覚えることもできます。アルファベットを覚えることは読むための第一歩です。

 0歳6ヵ月になったら、アルファベットを教え始めましょう。と言っても赤ちゃんがAからZまで覚えるのはハードルが高いので、アルファベットに親しみを持ってもらう時期だと考えてください。お子さんが小学生でも同じようにやれば覚えます。

 親が毎日ABCの歌(Alphabet song)を歌うようにします。ABCの歌は「きらきら星」のメロディで歌う日本でも有名な歌ですので、知っている方も多いと思います。

a-b-c-d-e-f-g,
h-i-j-k-lmnop, ("LMNO" の部分はそれ以外の部分の2倍の速度で歌う)
q-r-s, t-u-v, ("S" と "T" の間に休符がある)
w--x--y-and-z, ("W" と "X" はそれぞれ2拍分ずつ使って歌う)
Now I know my ABCs,
next time won't you sing with me ?

 “Now I know my ABCs” 以降の歌詞は色々なバージョンがありますが、アルファベットを覚えてくれればいいので、どのバージョンでも問題ありません。

 アルファベットパズルやアルファベットの書かれたポスターなどを用意して、 ”A-B-C-D-E-F-G” とゆっくり歌いながら、それぞれのアルファベットを指差します。それを繰り返します。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07T25NLQH/

お風呂に貼るタイプもオススメです。

https://www.amazon.co.jp/dp/B001TM6KV6/

 毎日歌っていると、お子さんもメロディを覚えてきます。耳で歌を聴きながら、目ではアルファベットを見ているので、このメロディを聴けばアルファベットが頭に思い浮かぶようになっていきます。1歳くらいになったら真似をして歌う子も出てくると思います。

ABCの歌を覚えたら次は個別に認識させよう

 ABCの歌を歌ったりして、流れとしてAからZまでをなんとなく認識するようになった状態から、個別にハッキリと認識できるようにトレーニングをしていきます。小文字と並行して教えると混乱する可能性があるので、まずは大文字だけ教えてください。

 大文字は2歳半くらいまでに、小文字は3歳半くらいまでに完璧に覚えられると理想的です。英文のほとんどは小文字なので小文字を先に覚えた方が良いのではという考えもあると思いますが、大文字がまずあってそこから小文字が生まれた流れや、英語圏でもまず大文字から教える事が多いので、大文字からで良いと思います。

 ABCの歌を子どもが覚えたら、ABCパズルを持ってきて、”A-B-C-D-E-F-G”とゆっくり歌いながら、それぞれのアルファベットを指差します。それを繰り返します。

 子どもや親の名前の頭文字として教えるのも良い方法です。このときも必ずアルファベットを指差しながら言いましょう。

シンタロウのS、ユリアのJ。
S is for Shintaro. J is for Julia.
エスイズフォーシンタロ ジェイイズフォージュリア

※僕の娘はユリアという名前ですが、英語だとJulia(ジュリア)、スペイン語でJulia(フリア)、フランス語でJulie(ジュリー)、ドイツ語ではJulia(ユリア)、イタリア語ではGiulia(ジュリア)など世界中の言葉で言いかえられている世界で最も歴史のある名前のひとつです

 子どもの好きなものの頭文字として教えるのもいいですね。

アップルのA、ケーキのC。
A is for Apple, C is for Cake.
エイイズフォーアップル シーイズフォーケイク

 だんだんとアルファベットを覚えてきたら、クイズ形式でトレーニングをします。アルファベットパズルを2枚出して、

Aはどっちだ?
Which is A?
ウィッチイズエイ

と聞いたり、3枚以上並べて、

Pはどれだ?
Where is P?
ホェアイズピー
と聞いて選ばせます。

 アルファベットの大文字を覚えたら、今度は小文字です。小文字のアルファベットパズルも売っています。大文字が完璧に入っているなら、比較して覚えるのが良いと思います。大文字と同じくABCの歌を歌いながら指差すこともしてください。

大文字 big letter ビッグレター (Upper case アッパーケイス、Capital letter キャピタルレターとも言います)
小文字 small letter スモールレター(Lower case ロウワーケイス)

これもアルファベットなんだけど、小文字なんだよ。
They are alphabets too but small letters.
ゼイアーアルファベッツトゥーバットスモールレターズ

これが大文字のA、こっちが小文字のA。
This is big A and this is small A.
ディスイズビッグエイアンディスイズスモールエイ


子どもがあまりアルファベットに興味を持たない場合には、好きなテレビ番組に絡めて教える方法もあります。例として「仮面ライダーシリーズ」「スーパー戦隊シリーズ」「ポケットモンスター」の3つを紹介します。いくつか当てはまらない文字があるので、そこは適当に子どもが好きなものを当てはめましょう。「こちらの都合を押し付けるのではなく、子どもが好きなことを使って教える」 これが基本です。

仮面ライダーシリーズ

A : Amazon(アマゾン)  Agito(アギト)
B : BLACK  BLACK RX Blade(剣) Build(ビルド)
C :
D : Den-O(電王) Decade(ディケイド) Drive(ドライブ)
E :Ex-Aid(エグゼイド)
F : Faiz(555) Fourze(フォーゼ)
G :Gaim(鎧武) Ghost(ゴースト)
H : Hibiki(響鬼)
I : ICHIGO(1号)
J :
K : Kuuga(クウガ) Kabuto(カブト) Kiba(キバ)
L :
M :
N : NIGO(2号)
O : OOO(オーズ)
P :
Q :
R : Rider-man(ライダーマン) Ryuki(龍騎)
S : Storonger(ストロンガー) Sky-rider(スカイライダー) Super1(スーパー1)
T :
U :
V : V3
W : W Wizard(ウィザード)
X : X
Y :
Z : ZX(ゼクロス) Zi-O(ジオウ) Zero-One(ゼロワン)


スーパー戦隊シリーズ

A : Abaranger (アバレンジャー)
B : Battle Fever J (バトルフィーバーJ) Bioman(バイオマン) Boukenger(ボウケンジャー)
C : Changeman(チェンジマン) Carranger(カーレンジャー)
D : Denziman(デンジマン) Dynaman(ダイナマン) Dairanger(ダイレンジャー)
Dekaranger(デカレンジャー)
E :
F : Flashman(フラッシュマン) Fiveman(ファイブマン)
G : Gorenger(ゴレンジャー) Goggle-V(ゴーグルファイブ) Gingaman(ギンガマン)
GoGoFive(ゴーゴーファイブ) Gaoranger (ガオレンジャー) Gekiranger (ゲキレンジャー)
Go-onger (ゴーオンジャー) Goseiger(ゴセイジャー) Gokaiger (ゴーカイジャー)
H : Hurricaneger(ハリケンジャー)
I :
J : J.A.K.Q. Dengekitai (ジャッカー電撃隊) Jetman(ジェットマン)
K : Kakuranger (カクレンジャー) Kyoryuger(キョウリュウジャー) Kyuranger(キュウレンジャー) Kiramager(キラメイジャー)
L : Liveman(ライブマン) Lupinranger(ルパンレンジャー)
M : Maskman(マスクマン) Megaranger (メガレンジャー) Magiranger (マジレンジャー)

N :Ninninger(ニンニンジャー)
O : Ohranger (オーレンジャー)
P :Patranger(パトレンジャー)
Q :
R :Ryusoulger(リュウソウジャー)
S : Sun Vulcan(サンバルカン) Shinkenger(シンケンジャー)
T : Turboranger (ターボレンジャー) Timeranger (タイムレンジャー) ToQger(トッキュウジャー)
U :
V :
W :
X :
Y :
Z : Zyuranger(ジュウレンジャー) Zyuohger(ジュウオウジャー)


ポケットモンスター

A : Archen(アーケン)
B : Baoppu(バオップ)
C : Chiramy(チラミー)
D : Daikenki(ダイケンキ)
E : Emonga(エモンガ)
F : Futachimaru(フタチマル)
G : Gyarados(ギャラドス)
H : Hihidaruma(ヒヒダルマ)
I : Ishizumai(イシズマイ)
J : Jyanobi(ジャノビー)
K : Kyurem(キュレム)
L : Landorus(ランドロス)
M : Mijyumaru(ミジュマル)
N : Nageki(ナゲキ)
O : Onondo(オノンド)
P : Pikachu(ピカチュウ)
Q :
R : Reshiram(レシラム)
S : Satoshi(サトシ)
T : Tabunne(タブンネ)
U : Ulgamoth(ウルガモス)
V : Victini(ビクティニ)
W : Warubiru(ワルビル)
X :
Y : Yanappu(ヤナップ)
Z : Zekrom(ゼクロム)

身の回りのアルファベットを探そう

 いくつかアルファベットを覚えてきたら、身の回りのアルファベットを探してみましょう。我々日本人の周りにはアルファベットが溢れています。ジュースやビールの会社のロゴ、おもちゃ会社のロゴ、家電メーカーのロゴなど、家の中でもたくさんありますよね。外に出れば、至る所にアルファベットの看板があります。

 子どもが覚えたアルファベットを見つけたら、英語で教えてあげましょう。僕の息子は自分の名前の頭文字であるSを最初に覚えました。そこで、プレーステーションに付いているSONYのロゴを指さして、”Look! Shintaro’s S.(見て!シンタロウのSだよ。/ルック シンタロウズエス)” と言ったりしました。そうすることによって今後は子どもの方から積極的に周りのアルファベットを探すようになります。子どもが見つけたら大げさに褒めてあげましょう。

Thank you for reading^^ 気に入ってもらえたらSNS等でシェアしていただけると嬉しいです♬ これからも英語教育に限らず日本の子供達が楽しく日々過ごして世界に羽ばたける環境づくりに全力で取り組んでいきますので、応援よろしくお願いしますm(__)m