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英語で味の基本表現を覚えよう(1372文字の記事です)

 おいしいものを食べたときに、”It’s yummy!”と普段から言うようにすると、子どもも真似して言うようになります。一方でおいしくないときの”It’s not yummy.”を教えるときには、塩辛やコーヒーなど、大人の食べ物を用意すると良いでしょう。最初に子どもの口に少しだけ入れて嫌そうな顔をしたら、自分も食べて”It’s not yummy.”と苦々しい表情で言います。子どもが嫌いなものを食べるときにこの言葉を連発すると困るので、例にするものは慎重に選びましょう(笑)

おいしいね!
It’s yummy!
イッツヤミー

おいしくないな!
It’s not yummy!
イッツノットヤミー

 すごくまずい場合は、yuckyという言葉を使います。not yummyよりも、yuckyの方がよりまずいイメージです。これも連発されても困るので、本当にどうしても苦手な食べ物に使うようにしましょう。

まずい!
It’s yucky!
イッツヤッキー

 次は甘いものです。チョコレート、アイスクリーム、ハチミツなどの甘いものと、甘くないけれど子どもの好物(ポテトフライなど)を用意します。”It’s sweet!”と言うときには、とろけるような表情をしてください。甘くないものは”It’s not sweet but yummy.”と言い、sweetとyummyが同じでないことを理解させます。

これは甘いね!
It’s sweet!
イッツスイート

これは甘くないけど、おいしいね。
It’s not sweet but yummy.
イッツノットスイートバットヤミー

 味にインパクトのある「苦い」「辛い」「酸っぱい」「しょっぱい」も教えます。It’sの後に、それぞれ言葉を入れてください。子どもに与える場合には本当に微量にしてください。

bitter(苦い/ビター) : ゴーヤ、春菊など
spicy(辛い/スパイシー) : 一味唐辛子、タバスコなど
sour(酸っぱい/サワー) : レモン、梅干しなど
salty(しょっぱい/ソルティー) : せんべい、ポテトチップスなど

 子どもが表現に慣れてきたら、実際の味と違う表情をしてみましょう。例えば、レモンをかじって”It’s sweet.”と言い、甘いものを食べたときの顔をすると、子どもは「酸っぱいでしょ」と指摘するはずです。そうしたら”Try this.(食べてみて/トライディス)”と言って子どもにレモンを食べさせます。酸っぱい顔をしたら”Sorry, I’m joking. It’s sour.(ごめんね、冗談だよ。酸っぱいよね/ソーリー アイムジョーキング イッツサワー)”とおどけます。

 子どもの大好きな甘いお菓子を口に入れて”It’s spicy.”と言えば疑ってくるでしょう。そうしたらもう一口食べて”It’s so spicy. Do you want to eat?(ほんとに辛いな。君も食べてみる?/イッツソウスパイシー ドゥユーウォントゥイート)“と言い、子どもの口に少しだけ入れます。こわごわ食べた子どもの口に甘さが広がったら。また”I’m sorry, I’m joking. It’s sweet.”とおどけましょう。

 子どもはこういう遊びが大好きなので、楽しみながら味について学べると思います。


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