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私が仕事で心掛けていること

 私が教師をしていて、心掛けていることは一つ。「真似」することです。学校の先生って、大学卒業したらすぐに何年、何十年も働いている人と同僚になり、同じだけの仕事量(子どもたちを見ると言う面で)をこなさないといけません。もちろん、校務分掌は経験が上がるにつれて重役にならねばなりませんが、子どもの前に立って授業することで言えば同じです。

 私は、一年目とにかく菊池省三先生の実践を読み漁り真似をしました。とにかく、本を読みまくり本に書かれていない場面でも「菊池さんだったら」と考えて実践してみました。それが、三学期ぐらいになるとずっと真似をしていた自分から、オリジナルを少しずつ出せるようになりました。中でも価値語ハンドブックは菊池さんの思考が滲み出ているので、子どもたちに話す時に真似をさせてもらいました。


 二年目以降は、国語が研究校だったこともあり国語の先生の本をとにかく読み真似をしました。二瓶弘行先生や白石範孝先生、桂聖先生などなどとにかく真似の連続でした。

 これも一年目の時と同じでまた、どんどんオリジナルの部分が見えてきました。単に真似するわけではありません。それだとただのその場しのぎになってしまう。大事なのは、その人のことがどんなことを考えてそういった指導をしたのか。また、それをよりよくするにはどうすればいいかを考えること、自分だったらで置き換えること、目の前の子どもたちに本当に合うかどうかを考えることです。

子どもたちにも良く伝えますが、
「学ぶ」とは「真似ぶ」からきているということ。
真似するところから学びがあるんだよと伝えています。
そういえば、ドラゴン桜でもこんな場面があったのを思い出しました。

 常に自分の中に新しい、目標を立てそれを真似し身につけていくこと。
それが私の仕事で心がけていることです。

#仕事について話そう

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