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復帰初日

この日は朝起きて学校に行けたことで自分に丸を付けようとずっと考えていた。朝の出勤時は元気がでる音楽を聴いて出勤した。

どきどきして学校に行き職員室に入るまでも怖く
教室に入るのはもっと怖かったけどいつも通りに接してくれた先生方や生徒にほっとした。

心配されると余計に居づらく落ち着かなかったからほっといてほしかったのが本音。
だから変わらずに迎えてくれたことに関してすごくうれしかった。

ただ朝は嬉しかったけど1日目から復帰プログラムもなしに1日中働いたことでめまぐるしく時間がすぎ正直よく覚えていない。
先生方にも「もう大丈夫です。」と伝え「ご迷惑おかけしました。」と謝り定型文のように話していたことは覚えている。

家族はもしかしたら午前中で帰ってくるかもしれないからと家で待機もしていたようだが、そんなことは知らず初日に職員室にいた時間は数分で面談やら何かしらのことをやっていたような気がする。

今思うと忙しくしている分いろいろなことを考えずに済みある意味よかったのかもしれない。業務量は以前とまったく変わらないけど1か月休んだことによって自分を客観視できる余裕があったり心にゆとりがあり以前に比べて笑えるようになったように感じる。
生徒や先生方の温かさが分かるようになった自分にも花丸をあげようと感じた。

こんな感じに復帰を迎えました。
復帰をする際はすごい勇気が必要だよねと言われた。たしかに抵抗はあったが1歩踏み出すと意外と思っているよりは周りは深くは探ってこないし自分がいけると思えばいけると感じた。
時間が解決してくれることもあるなと改めて感じた。その時はいっぱいいっぱいだったけど時間がたつにつれてゆっくり角がそぎ落とされきっちりやらなくて大丈夫だと思えるようになった。
また嫌なことがあったときの対処法を見つけられたことが何より大きいく
私にとっては一番の薬だったように感じた。


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