見出し画像

イキリおじさんだったのか

ちょっとだけまちづくりに携わっていたことがあった。もう正直、やりたいとは思ってない。

まちづくり自体、というかまちづくりという言葉が嫌い。
まちづくりという言葉におこがましさがある。
私がこの街を作ってやる!って何様だ。と思う。

地域活性化ならいいかな。という感じ。
みんなで一緒にちょっとずつお祭りをしたり、
アイデアを出し合うと言うのは嫌いではなかった。

でも、ある程度、歳をとってくると、後進の若い子たちが育ってくる。
彼彼女たちが、やりたい理想もあるだろうし、おばちゃんが長らく居座るのは良くないと感じ始めていた。
私はもともと人と何かをするのは得意ではない。
仲間作りがへたくそと言う方が正しいかもしれない。どうしても1人でやっちゃおうとする。
ご家庭もゴタゴタしてきたので、隠居することにして遠巻きに眺めていた。

数年もすると、よくわからんおじさんがたくさん湧いてきた。
自営のおじさんや会社員のおじさんもいたし、定年退職しているようなご年配のおじさんもいた。
40〜60歳くらいが多かったように思う。
女性は稀だった。

若い人たちと一緒に何かを作るのが、楽しいのですとか、応援して行きたいとか、何とか御託を並べて、NPOみたいなもんを作ろうとしてた。
若い子達の意見を聞いているような聞いてないような曖昧なスタイルで、自分のやりたいことだけを必死にアピって行動するような感じだった。
おじさんの人脈や経験値でPRはできたようで各メディアに取り上げられおじさんのぎこちない笑顔の写真をよく見るようになった。

最初の頃は、そう見えるのは、私が地域活性化から手を引いて、活動してる人がうらやましいからかなと思っていた。
でも、ある日、自問自答しながらアレになりたいか?と己に問うたところ、絶対嫌と思った。

なぜならば、結局若い人と一緒に動いてない。
自分のいかせたい方向に無理矢理誘導して、一緒に活動した顔をしてドヤってるお山の大将にしか見えない。若い子駒やん!

痛いねん…。
若い頃に大した実績を残せへんかった陰キャ寄りおじさんが悪足掻きして、無理やり陽キャ感出してイキってるようにしか見えへんねん。

今やったら、多分ゆるふわパーマみたいな頭で、黒縁メガネして、ボーダー着て、ろくろ回した写真撮られて、本名を意味もなくひらがなとかカタカナにするタイプやろ?

だから、今頃になって、西⚪︎とか堀⚪︎のオンラインサロンにハマったりとかすんねんやろ?
早く若い子の邪魔するんやめてあげたらいいのになーって眺めながら思う。

あくまで個人の感想なので、関係する個人団体などを指しているわけではありませんので、あしからず。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?