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子育て風景 5 お宮参り、お食い初めの話

お宮参りや、100日祝いのお食い初めはみなさんされているでしょうか。

我が家では、先日初宮参り(お宮参り)とお食い初めを同日に行いました。

お宮参り当日までの行程

初宮参りとは

初宮参り、お宮参りは、元々生後1ヶ月ごろに初めて土地の神様にお参りする儀式のことです。

無事に出産できたことを感謝し、今後、赤ちゃんが健やかに育っていくことを願います。
御祈願自体は10分から15分程で、赤ちゃんに負担がないように配慮されています。

誰と行くのか、何をするのか

主役はもちろん赤ちゃんです。
親御さん、御兄弟、さらに赤ちゃんのお祖父様お祖母様までご参加されることもあるでしょう。
日程調整が必要になりますが、その前にまず、参加者の確認をし、生後いつ頃に行うかはあらかじめ出産前に。
初宮参りのみで終わりにするのか、記念写真をお願いするのか、お食事をするのか、早めに検討しておくと、予約するタイミングが異なる場合でも慌てず順番にすることができます。

予約か当日受付

御祈願は、神社さんのHPや電話で予約ができたりする場合もありますし、赤ちゃんの体調は当日まで分かりませんから、当日受付で順番に案内されるのを待つこともできるでしょう。
神社さんによりますので、出産後慌てて探すよりも事前に目星をつけておくと良いと思います。
御祈願料は、5千円から1万円が相場のようです。

装い

服装ですが、神様へのお参りですので、くだけた格好は避けましょう。
赤ちゃんは、お掛けをすることもあるでしょう。
その場合、お母さんは赤ちゃんを抱っこした状態で一緒にお掛けをして御祈願を受けますので、足元が見えなくなります。
危なくないように、スカートやワンピースの場合は裾がゆとりがあり、パンツの場合も踏んでしまわないように長すぎないもの、靴は踵の低い脱ぎ履きしやすいものが良いです。
神社内の移動で階段や段差がある場合もあります。
うっかり躓いてしまったら大変ですので、一段ずつ、慎重にしすぎるくらいでゆっくり移動しましょう。
お着物を着る場合もあるでしょう。
お着物で臨む、と言う場合は、御祈願の予約の際に、あるいは別に着付けの予約や借りる予約といったことが必要になります。

記念写真

記念に写真も撮ることができます。
結婚の時のように、ロケーションフォトやスクリーンを背にしたオーソドックスな記念写真のサービスがあります。
赤ちゃんだけ、ご家族と一緒、などパターンがありますので、事前に相談しておくと予約や受付の時にスムーズです。
御祈願のように、事前予約、当日受付の有無をしっかり確認しましょう。

御祈願の前後に写真を撮ったり、お食事を予定している場合には、ゆとりのあるスケジュールを組みましょう。
赤ちゃんと一緒のお出かけは、おむつかえ、授乳、突然の大泣き、お漏らしによる早着替えなど、時間を要することがいくつもあります。
生後1ヶ月程度では、病院以外の初めてのお出かけになるかもしれません。
少なくとも定時の前に30分は余裕を持っておでかけされることをお勧めします。


我が家の初宮参り

知っていたこと

そもそも、私が子どものときにはお宮参りをしていなかったようです。
写真もなく、話にも聞いたことがないものでした。
社会人になり、SNSで、友人の子育てを見ていくうちに、わりとみんなが通る道なんだな、と知りました。
自分が結婚してみると、挙式をあげた神社や会館では、初宮参り(お宮参り)や、お食い初めプランなるものがありました。
HPを眺めていると、いろいろなご祈願があるんだなー、としみじみしたのをおぼえています。
そのなかには安産祈願もあり、せっかくだから、と同じ神社さんでやっていただきました。
これはもう、初宮参りもここでやっていただこう、となりました。

事前予約は御祈願のみ

ご時世的にも、寒さ的にも2月の初めに初宮参りに行くことは躊躇われたため、3ヶ月半ほどになったところで、生後100日のお祝いと一緒にすることにしました。
土日の大安が良いだろう、ということで、1ヶ月前から予約解禁だったのでそのタイミングでHPから予約を入れました。

服装

服装は、夫はスーツ、私はかっちりしたワンピースを着、こどもからみた祖父母いにあたる父母も同様にかしこまった服装で来てくれました。
主役のこどもは、少しよそゆきの白い2wayオールを着せて上から神社からの貸し出しのお掛けをしていただき、記念写真の時もそのまま貸していただきました。
当日は、曇り空だったので、境内でも家族内で少し写真を撮りました。

お食い初めの話

百日祝(もものかいわい)

文字通り生後100日をお祝いするわけですが、そもそもは貴族社会の五十日祝なるものがあったようです。
箸初め、箸立て、などと呼ぶこともあり、生後120日に祝うこともあるようです。
現在では、お食い初めと呼ばれていることが多いと思います。

現在では便利なことに、お食い初め膳の宅配プランや、神社の会館、食事処でも立派なお食い初め膳が用意されているところもあります。
御膳の食べ物をお箸でこどもに食べさせる仕草をして、歯固め石にもお箸で触れて、歯につける、というのがざっくりした手順です。
その場にいる長寿の方にやっていただくと良いようです。
この時に新しい御膳、お箸、お椀を用意してあげる、という記述も見かけました。
御膳を使って食べる時代にはそんなこともあったのでしょう。

我が家のお食い初め

我が家では、初宮参りの後、近所のお食事処で鯛の姿焼き付きのお食い初め膳でお食い初めをしました。
もはや、御膳が見たい一心、といった感じでちょっと邪な気持ちもありましたが、せっかくなら素敵な行事にしたい、と夫婦で相談して決めました。
予約の際に小さな個室の和室をお願いしていました。
こどもがぐずったり、おむつ替えをしなくてはならなくなっても、心置きなく替えてあげることができ、よかったなと思います。

お食事をする前に、お食い初めをしようかと思っていましたが、主役が爆睡してしまったので、起きてからのんびりとやりました。
個室をとったりしていると、制限時間があるので少しハラハラしましたが、どうにか無事終えることができました。

まとめ

出産後、一番の遠出で長時間を有するお出かけになり、おむつなどの準備でてんやわんやしました。
それでも、風邪や病気にかかることもなく、無事この日を迎えて決行できたので、ホッとしています。
必ずしもやるべき行事ではないかもしれませんが、節目を迎えることで、それまでの育児に区切りをつけて、また新しい気持ちで子育てに励むことができています。
お宮参りやお食い初めをするか悩んでいる方がいらっしゃいましたらご参考になさってください。

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