茶器の館 レイノー "インドの華"
なんかひゅるひゅるっとしたアレ
小さい頃、マメ科の植物のひゅるひゅるした茎が好きで見つけてはよくつついて遊んでおりました。
だってよくない?支柱がないとくるくるひゅるひゅるしてもよんもよんするんですよ?
そんなマメ科好きの心を妙にくすぐるひゅるひゅるしたパターンが「インドの華」。
「インド」とついてはいるものの、これは古伊万里を運んだオランダ東インド会社の「インド」で、欧州名窯による「柿右衛門写し」だそう。どおりで花が菊っぽいわけだ…。
すごく雑に言うと、景徳鎮磁器を日本がオランダ東インド会社のオーダーで真似し、その古伊万里(有田焼)を欧州が模倣し…という流れなので、こういう「おま、オリジナルは中国/日本のパターンだったんか…」がしばしばあります💡
しかし「インドの華(花)」ってラインはてっきりヘレンドかマイセンの専売特許と思いこんでたけど、そうでもないらしい。てか両ブランドが出してる時点で専売特許ではないね…。
なおヘレンドは菊っぽい花と葉が大きめにみっちり描かれており、マイセンはよりひゅるひゅるしております。
ひゅるひゅる・菊・ピンクに負けた
で、今回買ったフランス・リモージュ焼のレイノー窯のカップがこれ。
ひゅるひゅるでしょ?
お手ごろながらピシッとした佇まい、地の白さに濃いピンク、内側のラインの手描き感、そしてハンドルのシェイプ。すべてがツボで即ポチ即支払い即受領即使用。きゃっほーーーい!
ん~、なに入れても映えるね君ィ。
ところで、菊はわかったけどこのひゅるひゅるは一体なんなんでしょうね?豆?(絶対違う)
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