自分が思う大人、母親。

小学生の頃に見ていた30代くらいの大人。
何でも知っていてできないことなんてないんだろう、どんなことでも大人になれば完璧にできるのが当たり前なんだろう。

そう思っていた。
実際にあと少しで30代!という年齢になると、小さい頃にイメージしていた大人とのギャップに驚く。

幼少期に見える大人って完璧なのだが、それを大人に伝えると「そんなことないよ」とよく返された。

そして実際に大人になってみるとその意味がわかる。

ところで、私は母=完璧なものだと思っていた。「何でもできて強い」「人を育てるパワーがある」
イメージ通りで間違ってはいない。だが、最近周りが「お母さん」になるにつれ、この考えも子供の頃に見る大人のイメージと同じだったんだなと気づく。

母も1人の人間であって完璧ではないこと。その本当の意味に気づけたのは最近だと思う。親友が出産し母になる。この前までふざけ合って夜中まで遊んだり、くだらないことで笑い続けたり。そんなことをしていてもある時お母さんになってしまうのだ。

どんな人でも、子供が産まれると無理矢理でも母にならなければならない。それは、子供との時間だったり経験だったりで形成されていくのだろうが、そう考えると親はすごいなあと思う。


大人になって気づく親のありがたみ。
気付いた時から少しずつ、できる時に親孝行はしていきたいなと思う。

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