元恋人って不思議な存在。

お付き合いする恋人は、いつも自分に足りないものに気づかせてくれる相手だった。

私は付き合って別れるたびに「こんな人だと合う」「こんな人は相性良くない」と学びを得て、次に生かそうと心得る癖がある。

そして思うのが、付き合って結局続かなかった際の気づきや新たな発見は、その時の自分に足りないものだったり、憧れ・理想とのギャップであったりに繋がることが多い。
恋人は毎回、その時のわたしの課題やわたしの今後について諭してくれる存在だ。

結局その時の自分が課題解決のために、自然と相手と仲を深めたり、自分がその時欲しいものを自然と求めて相手に近づいて行ったりしているのだと思う。

元恋人は他人。だが、他の他人とはちょっと違う。
特に比較的良い思い出がある場合は過去を語る上で欠かせない存在や自分だけの心寄り添える思い出としてとっておきたい存在になる。

そもそも恋人って面白い。付き合っている時はすごく距離が近くなんなら1番!にだってなるのに、別れた途端、連絡先を消す・会わなくなって接点はゼロとなる。(少なくとも私はの話)めちゃくちゃ不思議。そんなもんかとも思って、少しずつ大人になっていく。

でも、元恋人によって現在が形成されていることも多く、その時付き合ってくれたことや付き合った自分にありがとうを伝えたい。

そういった気持ちに気づいたと同時に、私の恋愛スタイルは、名前をつけて保存タイプだと新たな発見が今日はあった。

未練というよりかは「あの時一緒にいてくれてありがとう」という気持ちを伝えたい。
恋人がいないとなかった今の私の側面もあるので。


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