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ガチョウのフィフィのひみつのおはなし

ガチョウはよくお昼寝しています。

水曜日の水鳥 ガチョウのおはなし。
フィフィが雛のころ、後をついて歩いてきては足元でお昼寝していました。

フィフィというのはガチョウの子の名前

可愛いとはいえ、私も色々作業があって、でも一人にしているとピーピーなくのでどうしようかと思っていました。

どうしようかと思いながらも可愛いのですから、しかたありません。

ある日、縁側にこしかけてひといきいれてたときのこと。

フィフィは私の足元、縁側と同じ高さに作られたウッドデッキですやすやお昼寝。まだ雛のころなのでそばにいるとぐっすり安心して眠ってしまいます。

その時、固定電話がなったのか、トイレに行きたくなったのか、フィフィを連れて入ることはできないけれど、私は室内にあがらなくてはいけない用事ができました。

そぉっと私は立ち上がり、室内で用事を済ませて縁側に戻るとフィフィはまだ寝ています。気が付かなかった様子。

それもそのはず。

そのとき私が履いていたのは膝丈の長靴。フィフィは長靴の足元にいたのですから雛のフィフィが座って寝ていたら、見えている景色は変わらないのです。

ああなるほどと合点して、それ以来私はフィフィのそばに長靴を残して室内へ入る忍法のようなものを身につけました。

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ふぃーでゆ。いつもありがとうでゆ。

ふぃふぃかわいいっていわれるの てれるでゆ。うれしでゅ。

ないしょのおはなしでゅ。

すこしの がちょうも にんぽう つかえるでゆ。

ふぃーは にんぽう ねたふり できるでゆ。

にんぽう ねたふり は きをゆるめると ほんとうに ねてしまう。

まか ふしぎ な にんぽうでゆ。 

まいにち しゅぎょうするんでゅよ。

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きよせさん がかいてくれた ふぃー でゆよ。

ふぃー かいてくれて うれしくて nolyがかいたんでゆ

清世さんがやる展覧会のこの入場券マガジンで上のようなnolyからみた展覧会のおはなしを担当します。

マガジンタイトルが「入場券」になっていますが展覧会に行かない(いけない)人も購入可能。マガジン自体は展覧会の舞台裏、展覧会ができるまでなのでこれから展覧会作ってみたい人はもちろん、メイキングをお楽しみいただける内容です。


読んでいただきありがとうございます。 暮らしの中の一杯のお茶の時間のようになれたら…そんな気持ちで書いています。よろしくお願いいたします。