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#ガチョウのフィフィを愛でる

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初企画のあなたの描いたフィフィがみたいへご参加いただいた方の記事とかまとめていきます。
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#エッセイ

つるる書店のQ&A

文学フリマめがけて作ったエッセイ集、『春夏秋冬、ビール日和』がおかげさまでご好評をいただいております。 ありがたいことにその後、noteに感想を綴ってくれたり、お手紙を送ってくれたり、Twitterで紹介してくれたり、遠くからわざわざ買いに来てくださったり、さらには知人の分や保存用にと追加でご購入いただいたりと、さまざまな形で応援してくださる方がいて、その都度私は「うひゃ~!ありがてえ!」と身をよじって喜んでいます。 毎日毎日「働きたくない」とか「もう何もしたくない」とか

嬉しさに震え、身もだえる経験をした2週間のこと。

#ガチョウのフィフィを愛でる noteの初企画にご参加、応援いただきました皆様改めましてありがとうございました。 ご参加いただいた皆様の記事に触れるたびに嬉しいやら、泣けてくるやら感情を揺さぶられ続けて、月曜日火曜日に個別のご紹介をする予定がもぬけの殻になっておりましたnolyです。こちらで一同にご紹介させていただきます。 ちょっと長いのですがお付き合いいただけましたらフィフィの可愛さに悶絶する気持ちをシェアできるかもです。どうぞそれぞれの皆様の記事をぜひぜひお訪ねになり

金のガチョウの沼

白状しよう。 私はあまり、鳥が得意ではなかった。 一番最初の記憶は、小学生の頃。 横浜マリンタワーに、バードピアという鳥類園があった(現在は閉園)。 紙コップに入った餌を片手に園内を歩き、鳥とじかに触れ合うことができる施設だった。 十数年前のその日、母と下の弟とともに、私はバードピアを訪れた。 ところが、母と私は入園直後にアネハヅルに紙コップごと餌を取られてしまった。 ここのアネハヅルは人間を脅すことに慣れているらしい。 彼らはひょいひょいと近づいてきて、ビビる私たちの手