新たな一歩(退職→転職)

今回は、どうして退職に至ったのかについてお話します。

3年勤めた障がい者の入所施設を3月末で退職しました。
大学卒業後、入所施設で働かせていただいて、他の入所施設もそうなのかわからないのですが、担当を持ち(3名)その方たちのフェイスシート、個別支援計画(モニタリング)の作成もしていました。

個別支援計画とは?
一人ひとり「こんな風になれば良いのになぁ」「これができるようになりたいなぁ」と、なんとなく抱く気持ちがありますよね。個別支援計画は、そのなんとなくを言葉として表し、目で見てわかる計画書として作成します。
そのため、福祉サービスを受ける方が、どんな自分になる為に、どう頑張るのか、どんな支援を必要とするのか、が明記されます。
例)
・「YouTuberになりたい」
  →動画撮影・制作
・「働くための習慣を身に着けたい」
  →決まった曜日に通う、公共交通機関で通う、休む時は自分で連絡するなど
「こうなりたい」にチャレンジするための計画書であり、職員はその思いに沿った支援方法を考え、個別支援計画に記載します。

⇧を作成しているうちに、あれ?楽しいな?もっと違った側面から利用者さんの支援をしたいな、と思うようになりました。

わたしは現場でしか働いておらず、利用者さんの直接支援(主に生活全般)にしか関わっていませんでした。それでも各担当の個別支援計画の作成は利用者支援のモチベーションへと繋げさせてくれました。

しかし各担当だけでは満足せず、障害福祉サービスにおいて利用者さんに適切なサービスが提供されるように、個別支援計画の作成やサービス提供プロセスの管理などを担当する、障害福祉サービスの中心的存在(サービス管理責任者)になりたいと思う気持ちが大きくなりました。

別に退職をする必要はなかったのですが、(頑張って前職で働き、施設でサビ菅や相談職にはなれる可能性はありました)どこか心の中で25歳は節目の年だと勝手に思っていました。笑
また、前職はとても居心地の良い施設だったのですが、その反面なあなあになっていることに違和感を感じ始めました。
このままここに居てはだめなのでは?、と思うようになり、自身のスキルアップを目指したいと思い、退職することにしました。

すぐに次の転職先を見つけることは、やめました。

“心の休息”をし、クリーンな状態になってから転職活動を始めようと退職する前から決めていました。
こんな世の中になってしまい、自粛期間が解除されてから本格的に転職活動を開始しました。

福祉といってもいろんな分野があり、こんなに選びたい放題なんだー!と思い、高齢分野も受けてみたり。
結論、退職後からの半年間、サービス管理責任者になりたい気持ちは変わりませんでした。

福祉では考えられないことなのかもしれませんが、わたしは面接を12社受けました。

どの施設長や代表者も優しい方が多く、“熱い思いを忘れず突き進んでほしい”と言ってくださるところも…。本当に良い会社が多く、ここかな?と思うところを見つけるのが難しく、悩んで悩んで内定辞退したところは、“ご縁なのでまたいつでも連絡してくださいね”と言ってくださったりして、良い意味で転職先悩みまくりました。

もし、今、福祉で転職しようかな?と考えている方が居ましたら、ひとつだけに絞らず、何社も受けてみてください。

素敵な方に、出会います。

わたしは、今まで受けてきた会社のみんなが一緒に働けたらいいのに!まで思えたくらい、転職活動考えさせられることばかりでした。

そんな中、わたしが選んだ転職先は…
就労系のサービス管理責任者(補佐)です。

補佐なんてあるの?と思った方もいると思います。サービス管理責任者になるには少し経験年数が足りず、補佐として働かせていただけるところに出会いました。
実際にサービス管理責任者になるまで補佐として、日々成長していこうと思います。

わたしの新たな一歩、いろんな思いを抱えながら選んだ道。
きっとまたいろんな意味で悩むこともあるでしょう。
それでもわたしは夢を叶えるために、突き進んでいこうと思います。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

P.S.転職活動、自己覚知させられることが多く情緒不安定にもなりましたが、良い経験だったな、と今では思います。

#福祉 #障がい分野 #転職活動 #転職活動終了 #サービス管理責任者

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