#135日目 地図と拳

小川哲さんの「地図と拳」というタイトルを読了しました。

直木賞受賞作ということでいつかは読んでみたい、ただ600ページもあるから時間かかるかなーと思って、なかなか手を伸ばせずにいました。

しかし、いったん読み始めると非常に読みやすく、軽やかに読み進めることができました。
さらには詳細に書かれた歴史背景が私の知的好奇心をくすぐり、思わず熱中しながら毎晩、毎晩楽しく読めました。

満州などの歴史的知見はひとつもなかったので分からないことがあれば逐一調べながら読んでいましたし、そこから新しく得られる知見もあって毎日の刺激となりました。

中国の歴史について非常に勉強になりましたし、ストーリーも歴史と戦争物ということもあって面白さを感じながら読むことができました。

最後の明男と丞琳のシーンはちょっぴり寂しさを感じて、なんだか「地図と拳」ロスを味わっちゃいながら読了しました。

小川先生の本、面白いな。
他の本も是非読んでみよ!

それでは皆様週末ゆっくりおやすみください。

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