簿記の根底:許可/命令/禁止/免除
資産とは許可された状態である
もともとは禁止されていた行為が、取引(=経済的な約束)により許可されることとなった状態を「資産」という。
費用とは許可が禁止されたことである
この許可された行為(=資産)を実行に移すと、また元の禁止された状態に戻る。
資産が(他の資産に変換されたりせず)単独で禁止された状態に戻ったとき、それを費用という。
負債とは命令された状態である
もともとは免除されていた行為が、取引(=経済的な約束)により命令されることとなった状態を負債という。
収益とは命令が免除されたことである
この命令された行為(=負債)を実行に移すと、また元の免除された状態に戻る。
負債が(他の負債に変換されたりせず)単独で免除された状態に戻ったとき、それを収益という。
資産と負債は同時発生する
資産(=許可されること)と負債(=命令されること)は同時発生する。なぜなら、取引(=経済的な約束)は他者と平等でなければ成立しないからである。
利益(=資産-負債)は残る
資産と負債が同時発生した後、得られた資産を守る(=費用化を抑える)と同時に、押し付けられた負債を消す(=収益化を進める)ことができれば、残った資産から残った負債を引いたときの差分(=利益)が残る。
このように利益が残る仕組みを、ビジネスという。利益が残らないビジネスは淘汰されるので残らない。
マネタイズポイントを最適化しよう
小さなニーズを満たす商品を、小さな費用で大量生産する場合、その都度お金の受け渡しをしていては面倒です。
そのような場合、一定期間ごとに使用量に応じて徴収するマネタイズ方法「従量課金」があります。
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