藤の蔓と、店の横と、汚泥で発電の話
ゴールデンウィークに福島の浜通りを歩いていたら、藤の花がとても綺麗でした。
新緑の中の藤色。
家に帰ってきて、あるサイトに驚きました。
藤が自生している森は、手入れがされていず、森にとって良くない、みたいな感じでした。
正確にはこちらをご覧ください。意見もいろいろ。↓
藤は蔓で、他の木に絡まって成長していく植物で、それらの木をドンドン絞め上げてしまうそうです。
管理されている山は、藤を見つけたら蔓を切ると。
へぇ、そうなんだ、と思い、うちの店の横のちょっとした草植えスペースを見ると、何かの蔓が至るところに絡まっていて、確かに絞め上げている。
最初の頃は蔓が柵などに絡まって緑が増えていくのが可愛かったのですが、放置しているとたしかに、生育が暴力的です。
そこで他の草木に絡んでいる蔓を切っていったのですが、切っても切ってもまだある。
どれくらい絡まっていたのか…
次第に、それぞれの草木本来の葉や枝が現れてきて、こんなだったのかと驚いた。
草木の生命力はすごいですね。いろいろ育てて十年も経つと、ものすごく伸びる。
どんどん伸びているクスノキは、気をつけないと根っこが下水道管などを破裂させるなどとも書かれていました。
そして、この切った蔓の山。
せっかく空中の二酸化炭素をこうして固形化したのに、燃えるゴミとして捨てて、運んで、焼いて、また二酸化炭素にするなんて、なんという無駄。
何か出来ないものかと思います。
そういえば、国によっては、下水の処理が十分でなく川を汚して環境問題になっています。
記事で見たのですが、その下水の汚泥を集めてガスを発生させて、それで発電をするすることで、水の浄化と発電という2つを兼ね備えたシステムを日本の会社が販売を開始したそうです。
これはすごいですね。
日本は、下水のなかの汚泥になるものを浄化してから川に流していますが、その汚泥で発電できたらすごいなあと思います。
また、東京中の生ゴミも相当な量で、それを焼却炉で燃やしているんですからね。それらも合わせたら…
秋になれば、沢山落ち葉も燃えるゴミとして捨てられていますし、うちの蔓とかも、そうやって利用して電気になったらいいのに。
という、何となく最近考えていることなど、と思ったら日本でもやっているみたいでした。
しまらない終わりですみません。