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あなたの好きな街に合う、一曲を選ぶとしたら

みなさんは生まれ育った町、いま住んでいる町、以前住んでた町に、ピッタリの曲ってありますか?

または、この曲を聴くとあの町を思い出すとか。

突然インタビューされて「あなたの好きな町と、それに合う曲を教えてください」と言われたら、どんな町と曲が思い浮かびますか?

私は荒川区のはずれのギリギリ商店街と言える通りで、持ち帰り専門の天ぷら屋をしています。

通りに大きく開けた店頭で、日々行き交う人を見ながら仕事をしています。

仕事中はSpotifyをほぼノンストップでかけていて、2つの自分のプレイリスト、それぞれ30時間分を時間帯に合わせてシャッフルしています。

自分が仮にラジオに出て、自分の町のことをしゃべって、最後に一曲、と言われたら何を選ぶかな、と以前に考えて聴いていたら、この曲しかないな、と思うものがあります。

吉田美奈子の「頬に夜の灯」

お年寄りしか歩いていなかったり、通行客がほぼいない時間帯もあります。

でも、この曲がかかると、そんな場末の商店街が突然、輝き出すんです。

何気なく通行している人達すべてに人生があって血が通っている、というのを思い出します。昔から今までの商店街の変遷や、その時々にいた人たちの、元気な顔も蘇ってきます。

詩もメロディーも、アレンジも、すべて最高の一曲。

今日は、クリスマスで、鶏肉屋さんには人が並び、その前のコミュニティ食堂は定休日ながら最後の大掃除をして人が集まっています。

夕暮れ時に流れてきた、いつものこの曲。

擦れ違う人 色とりどり
輝く灯に頬を染めたら
一番好きなあなたの為
わずかだけと愛をおくろう

作詞作曲 吉田美奈子

年の暮れの今日は、一段と沁みたので書いてみました。

是非、私の町に来たら、こっそりこの曲を聴いてみてください。(夕暮れ推奨)

全然違う、と吹き出すかもしれませんけど(笑)

メリー・クリスマス〜