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イヤホン保険を使おうとする

昨日はワクチン接種二回目の2日目だったので一日やる気がなかった。実は熱は昼からは全然出なくて、二回目のほうが副反応は強いと聞いていたのでビビっていたのに完全に健康だった。大したことないと聞いていた一回目が結構重かったので上手いこと分散されたのかもしれない。俺は感受性が豊かだから、一回目でほぼメッセンジャーRNAのメッセージを受け取りすぎてしまったのかもしれない。むしろ響きすぎて作者以上にRNAの解釈を深めてしまった可能性すらある。
油断してバファリンを3時間に一回飲んでコーヒーも飲みまくってたら胃が痛くなってしまった。

仕事はあるので暇ではないが、心情的には暇だったのと故障したイヤホンのことを思い出した。俺はBeatsのPowerbeats Proを2年ほど使っているのだがこれはとても良いです。

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何が良いかというとボタンが付いている。再生停止だけじゃなく音量の+/-まであるのだ。俺は近頃、時代に追いつけないタイプライターおじいちゃんになりつつあり、どういうことかというと要するに最近流行りのタッチ操作のイヤホンが苦手なんである。こいつはタッチ操作なんてしゃらくせえもん無くて全部押しボタンになっている。「押したか押していないか」「一回触れた気もするけど二回触れた気もする」そういう曖昧さを一切排除した無骨なインターフェースデザインである。あと耳掛けもついているので安心だしこいつが落としたときにクッションになるのでなんだか安心である。黒いのも良い。くたばれうどん!

ちなみにandroidとの相性はよくわかっていません、すみません。beatsはiphoneとダチなので…。オシャレですいません…。


が、残念なことに時代の流れには勝てないのか長いこと後継は出ていない。俺が購入したときは定価3万近くしたはずだが(paypay祭りで割引の時に買った)今はネットのビックカメラで1万3千円になっている。見間違いかと思った。今も思っている。お気に入りのイヤホンがもう過去のものになりつつある中、俺のは最近電池がすごいスピードで切れるという悲しい状況になっているのだ。それでこないだapple storeに行って「こいつを…俺の大事な戦友を…助けてやってください!こいつじゃなきゃ駄目なんです!無料で直してくれますよね!?」と修理に出そうとしたら「片耳1万5千円くらいかかります」と言われ「じゃあ新品でいいやん」となってしまってスゴスゴと帰ったのであった。

で、そういえばなんか保険に入っていた気がするぞ、と思った。保険と言っても生命保険ではない。俺は死んだら世界が終わると思っているタイプなのでそういうものには入らない。一応終わらなかったとき用に葬式代だけは残しておくがそれ以外は全部株にぶちこもうと思っている。ふと映画のファイトクラブに加入するときの持ち物が黒Tシャツと葬式代だったのを思い出す。保険は損害保険の方だ。だが調べても俺が何に入っていたのかよくわからなかったのでパリピ君に電話した。パリピ君というのは新卒時代の同期だ。パリピ君は大学時代にFXトレーディングで学費と有り余るお小遣いを稼ぎ出し、クラブのVIP席を占有していたという恐ろしいやつである。しかし、そんなにウェイウェイしている訳ではないのでかつて一緒にゲームなどをしていた。最近少し疎遠だったのでLINE通話をかけてみた。この保険はパリピ君がある日「やばい保険がある」と教えてくれたやつなのだ。apple careの上位互換だというので早速入ってみたが、それから一年くらい忘れていた。一応、証明書は棚の奥にあった。無かったらそこで試合終了でしたがあったので良かった。パリピ君によると審査は割と適当らしく「風呂にiphoneを落とした」と言ったら「家の外じゃないと駄目なんですよ」と言われたらしく「あ、じゃあ外で落としました」と言ったら通ったらしい。「じゃあ」って言ったのは完全に駄目だろ。月に300円くらいしか払っていないが上手くいけば修理費用だか定価分はくれるらしいので上手くいったらまた日記に書く。

パリピ君は仮想通貨で儲けているらしい。「今度一緒にメシを食おう、そして仮想通貨のことを教えてくれ、頼む、へへへ、金が欲しいんや」と俺は言った。やはりツイッターでお気に入りを10付けてもらうよりもLINEで通話したほうが楽しい。いや、嘘だ、お気に入りもうれしい。もっと通話をしなくてはいけない。たくさんいるネットの知らないやつより現実の数少ない友達のことを大事にしなくてはいけない。そして通話をすると今度メシでも行こう、となるが「そのうち」とか「いつか」だと一生行かないので「来週」とか「次出社のとき」とかそういうことを言うようにしましょう。




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