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らっきょうで苦肉のビーフビンダルーもどきを作る

今日は朝早起きして、でもやる気が起きなくて7時半くらいからうつらうつらしながらコーヒーをぶちこんで仕事を朦朧としながらやって、昼になってふと「あれ?俺今日仕事以外何もないな」と思った。

そうなると何もかもつまらねえな外食しようかしらと冷蔵庫を見たら昨日ジムの帰りにハナマサで買った安売りの牛モモ肉と、いつか偽ビンダルーを作ろうと思ってずっと放置してたらっきょうがあった。
これは天啓だなと思い「ビーフビンダルー レシピ」で調べたらそんなものは無かった。

俺は昔、前の会社にいた時にベトナムのクソ田舎に出張しホームシックになったことがあったが、数少ないとても良かった思い出がその町にあったインドカレー屋のビーフビンダルーが美味かったことである。ポークビンダルーではない。一緒に出張に来ていた時代に置いて行かれたおっさんたちは「パクチーはもう嫌だ、焼酎が飲みたい」と死んだ顔をしていたが俺は普通に喜んでいた。最近はファミマでも美味しいポークビンダルーのレトルトが売られていたりするが、ビンダルーというのはお酢の入ったカレーらしい。詳しくはよくわからない。たしかに酸っぱいのでお酢なのは納得である。俺は新宿のエピタフカレーで初めてビンダルーを食って以来このビンダルー君が大好きになってしまったが残念ながら日本によくあるインド人ぽくないインドカレー屋のメニューに必ずあるメニューではない。


で、ファミマのポークビンダルーは美味いのだが量が少ない。二つ買って600円超える感じでちょうど一人前くらいなのでコスパがそんなに悪いわけでも無いのだがなんかケチ精神が働いてしまい「家で作れんのか?」と思って調べたら、「らっきょうの汁入れたらええがな」というサイトがあったので「ほんまやがな!これや!」と思いらっきょうを買っていたのである。

俺は昼飯によくパスタとカレーとカレーパスタを作る。減量中にそんなもん食うのかと思われそうだがどちらもほぼ油を使わず皮を剥いだ鳥モモ肉で作るとかなり低脂質になる。時短のためにこないだ週末にトマト缶と玉ねぎとにんにくをミキサーにかけて少量のオリーブオイルとスパイスで炒めておいたトマトペーストを冷蔵庫に完備してあるのでいつでもカレーやらトマトパスタやらカレーパスタやらが食えるようになっている。パスタは気取ったことに全粒粉である。

なので、今回はいつものように肉と野菜を炒め、そこらにあるスパイスを足してさらに炒め、トマトペーストを入れ、水の代わりにきざんだらっきょうとらっきょうの汁を入れて、煮立たせるだけでできる。
なんかココナッツミルクとかいろんな葉っぱの名前がレシピに書いてあったが全て無視する。
コリアンダーとクミンとターメリック入れてカレールーを入れなければだいたいそれっぽくなる。入れるとただの日本のカレーになる。

いつものことだが盛り方がなんかおかしい。

かなり適当な作り方になったが、肝心の味的には普通に美味かった。最近ビンダルー食ってないのでどんな味が正しかったか定かではないが普通に金払って食いたい味になっている。リピありです。牛乳入れてもよかったかもしれない。減量中なので牛モモを使用した結果肉は非常に硬く筋のところは骨かと思うくらいだが、肉の香り的なものは出ているし、まあ顎が疲れるくらいで文句はありません。皆さんは、もしやるなら普通に牛ロースとか豚肩とか豚バラなど、あまり煮込まなくて良いやつでやってください。または煮込んでください。

牛の力で夜までなんとか乗り切ったけどなんか疲れちゃったのでサウナに行こうかなーと思っていつものとこに行ったら休みで仕方ないので行ったことないサウナに行ったら超狭くて激混みでがっかりだったのでリピなしです。いつものとこの良さを改めて知りました。でもまいばすけっとでイクラが安かったのでオッケーです!

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