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続・てんぷ牛「ふじ」がお肉になりました。

こんにちは

前回は、ふじがどのように生活していたか、どんなものを食べていたか飲んでいたかなどをご紹介しました。今回はそのふじが、屠畜されてお肉になった後の事を書いていきたいと思います。

9月23日にうちの農場に引っ越してきたふじは3月29日に屠畜場に運ばれて翌日に屠畜されました。ふじの枝肉を1日置いた次の日に私たちも枝肉を見に行きました。

ふじの枝肉

屠畜場の方の話を聞く限り「内臓の破棄はゼロ」と言う事で、最後まで健康体だったと思います。格付けはB-2でうちのてんぷ牛としてはいつも通りというところでしょうか。(※格付けは機械などでする訳ではなくて人間が目で見てするもので格付師によって違いがでる事や前回までの屠畜場とは違う所の為、お肉としてはだいぶ違いを感じました。)

ふじの枝肉は一定期間保管されて部分肉にカットされて、

・ヒレ→滋賀の巨匠にて価値判断をお願いしました。
・サーロイン、ランイチ→奈良の熟成職人様にご購買いただきました。
・リブロース→愛知の大手食肉産業様にてDABに加工していただきました。(熟成肉になり戻ってくる予定)
・モモ、バラ、肩ロース→宮崎の生ハム専門工場にて生ハムになります。

と各地に散らばって行きました。

行き先のまだ決まっていない部位は

ウデ、ホンミスジ、トウガラシ、ブリスケット、三角バラ、リブロース、ヒレ、スネ

を私たちにて保管しています。

その中からトウガラシ、三角バラ、ホンミスジを餌と素牛を供給してくれたMさん達の宴で食べました。

トウガラシのたたきです🌶️

切ってもらった柵を炭火焼きにして食べました。

三角バラは焼肉カットでいただきました。

サシはあるけどとろける感じではなくてプリプリとコリコリとサクサクの中間みたいな歯応えで美味しかったです。

全体的にサシがいい具合に入っていて、あっさりしてるけど味わい深い、固いけど噛み切れるという複雑な味わいでした。

そして翌日残りのホンミスジにて反省会です。

すいません僕が切ったのでこんな感じでした。

ミスジうますぎました。

多方面からお褒めの言葉をいただきまして、今回は歴史の浅いてんぷ牛てでも最高傑作だと思います。

現在の在庫は

ヒレ1本
ホンミスジ1本
トウガラシ1本
ブリスケット2本

です。(冷凍)

ご興味ある方は是非ご連絡くださいね。

ふじ【固体識別番号 0247057645】【屠畜時月齢164か月(4943日齢)】

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