オリックス戦記だったもの…一軍強いんだから二軍をみよう!の勧め

まさかあの万年弱小オリックスちゃんが戦乱のパリーグで連覇するとは
びっくり
しかも前回べた褒めしたローボールかっさらい男森友哉さんがオリックスにやってきたという…なんてことだ

ファンも増えたしちょっと人気チームっぽくなってきました
一軍の人気選手の事はもうぬるやきゅおたの僕が何か書き伝えなくてもいいくらい様々な角度からみんなあげているので、今はその情報量に圧倒されるばかりでございます

だもので僕は最近はファーム舞洲バファローズにフィールドを広げています
舞洲で頑張っている選手をガチめ観戦モードで見るのは楽しいし、京セラドームへ行くより少し離れたところに行くからプチ旅感もあるのです

ただし暑い 紫外線マジパねえ
すでに真っ黒に焼けた野球選手が練習あがりにはさらに日焼けで赤くなる…それが今代のデスクイーン島(中年オタク男子にしかわからないワードを使うのはやめましょう)舞洲スポーツアイランド

ほな青田買い的に押しの選手を紹介していこうか

辻垣髙良投手(20)左投 背番号012
育成3年目 制球のいいまっすぐスライダーカーブを中心に組み立てチェンジアップフォークで仕留める気合いとインテリジェンスのピッチャー
まっすぐは142.3くらいで少し前の山崎福也投手を見ている気持ち
タイプ的に先発だけど中継ぎでも出てくる
それが約束されたプロスペクトより立場が低いところがどうしてもある育成なんで

実は彼は神戸球場のある総合運動公園の近く、小束山小学校出身でオリックスファンだった少年がテスト入団を経てオリックスにやってきたのだ
しかも入団会見の時に僕がオリックスを強くしてやりますみたいなこというてですね…デスパイネやグラシアルみたいな強打者を抑えてやる投手になりたいというオリックス球団にきてしまってふわふわした新人選手にあるまじき明確なる意思!
まぁ彼が支配下になる前にオリックスは優勝してしまったんだが、こういう男に黄金時代を引き継ぎ託したいと思わねえか!思うぞ!

がんばれ辻垣投手!育成3年目、ピッチングも軌道に乗ってきたのでふつうに見ていて楽しいんですよね


中川拓真捕手(20)背番号62
プロ3年目の第三の中川 パンチのある打撃と丁寧な守備意識
2023年6月の現在時点では完成度の高い福永奨捕手が舞洲軍の正捕手として出ずっぱりになっています
これは恐らく若月健矢捕手のFAに備えたもので、

大卒育成ルーキーの村上捕手(法大から育成)
高卒育成2年目の釣捕手(めっちゃでかい男)
そして高卒3年目の中川捕手

この3人はウエスタン公式戦のゲームで見れることはそれほどないので、
控え捕手としてゲーム出てきた時の喜びもひとしおなんですよ!
これぞザ・青田買い

そんな彼らの一番見どころは試合直前のチーム守備連携練習ですね
送球の精度は、捕球&タッチ動作は、声だし指示は…切磋琢磨する姿を見比べてしまうのだ
そしてくそ暑く元気が削られていく舞洲でちゃんと声が出ている男、それが中川拓真選手です!応援しがいがあるだろう!


東晃平投手(23) 背番号95
まっすぐ150前後にスライダーカーブチェンジアップカットを丁寧に投げ分け捌いていく
一球速報ではシュートもあるみたいだけど投げてる感じはあんまりしない
(金子千尋や山岡泰輔がすこし見せれば警戒してくれるからたいして曲がらないでもいいといってるような感じの使い方でもなさそうなんで真偽はわかんないっす!徒手空拳で観戦する素人の限界よ)

昨シーズンは一軍公式戦で勝ち投手にもなり、今や舞洲軍の柱と化してきた正統派右腕
球団も売り出したいからかWBC強化試合、オリックスvs日本代表選では先発マウンドを託されました(阪神さんは今をときめく才木投手に託してましたよね)
しかし満員の観客、ヌートバーを打ち取ったものの近藤大谷吉田岡本村上…という畜生打線を抑え込むには手数が足らず2イニングで7失点
そんな中でも、例えそれが駆け引きの妙の中だったとしても、大谷翔平選手からカーブでタイミングを完全に外した空振りをとったりミニマムに見れば光るものはあったのだ
少しずつ、少しづつ、課題を潰してものになりつつある男なので蛹が蝶に変わる瞬間が見たい人は今からチェックしよう!

梅雨明けくらいにセミの幼虫を見つけて学校に持ってくる気持ちだよね
ザ・青田買い
みんなもしよう


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