見出し画像

伏黒(式神)デッキVol.2環境考察

本記事の引用画像は、全てユニオンアリーナ公式サイト(https://unionarena-tcg.com/jp/)または公式アプリTCG+が出典となります。

はじめに

こんにちは、makotoです。

呪術廻戦のVol.2発売により、これまでの弱点をいくつか克服した上で長所が伸び、強くなった伏黒デッキについて紹介します。

前回のはこれです。読まなくても特に問題はないです。

今までは回ればそれなりに強いものの如何せん回らないときは回らない、といったデッキでしたが、新カードにより大幅に安定感が増し、ついでにパワーも上がりました。
Tier1だと胸を張って言えるほど強いかというと怪しいですが、SBで毎回楽しく使える程度には進化した伏黒デッキ、お試しいただけたら嬉しいです。



デッキレシピ

追記:カジュアル杯出場に伴い少しだけ枚数を調整しました。
各カードの評価としては後述の内容で特に変更はないのでそのままです。
3回に1回以上とかなりの割合で初動事故が起きたので、4/2伏黒は0真希か2大蛇あたりにした方がよさそうです。

元のやつ

必要エナジー昇順


デッキの強み・弱み

全体のコンセプトは変わらず、強みに関しては手段やパワーが増し、弱みはいくらかケアされたという感じです。


強み

・再現性の高い1ターン6回アタック

これまでは嵌合暗翳庭に発生エナジーがないことにより、2枚以上置くのはリーサルもしくは手札枯渇などでそれ以外に手段がない場合のみでしたが、新カードの満象がフロントLでもエナジーを発生させるため置きやすくなりました。
これにより、1ターンで最大6回のアタックが比較的容易に行えるようになりました。


・3エナジーのカードでダメージ2が出せる

BP4000ラインを多く並べるデッキが主流になる中、ダメージ2の価値が相対的に高まっています。
本デッキでは早期のアクティブ登場により問答無用でダメージ2が入れられるシーンがあること、また別手段でBPアップを行い4000ラインに対してもブロックを半強制できることは強みになります。
(以前はBP5000のカードに手も足も出ませんでしたが、満象と嵌合暗翳庭2枚置きのおかげでだいぶマシになりました)


・場外の利用が可能

ゲットトリガーやレイドトリガーがないカードがトリガーなどで場外に置かれてしまった場合、回収手段が限られるパターンが一般的です。
特徴:式神のカードは場外からのアクティブ登場が可能なため、汎用スペシャルなどへの除去耐性が高く、またブロックを多用できます。


弱み

・「伏黒恵」の名称のカードに対するサーチカードがない

レイドを含め、盤面展開を行う「伏黒恵」名称のカードに対するサーチができません。
このため、式神が増えた現在も再現性にやや不安が残ります。


・リムーブや山下への除去に弱い

先述の通り場外、および手札からのアクティブ登場は可能な本デッキですが、リムーブや山下への除去には耐性がありません。
強みが消えるという点でやや苦しい展開になりがちです。

・常時インパクト持ちのキャラに押し切られる

除去手段もインパクト無効もいないのでどうしようもないです。
アクティブトリガーがそれなりに入っているので捲れることを祈ります。


採用カード

一部は過去の記事とほぼ同じですが一応全種書いておきます。


0/1 伏黒恵 2枚

他に入れたい0/1が増えてしまったこと、後述の満象の影響で二個玉へのレイドが択として取りやすくなったため枚数を減らしました。
トリガーを強くしたいため真希と2-2採用ですが、恵2枚でもいいと思います。


0/1 玉犬:黒&白 4枚

説明不要の4投です。
変更点としては無理に場に出さなくても、硝子が手札にある場合は直接場外に落とす選択肢ができました。えらい。
2枚目以降がうっかり盤面に残ってしまった場合には渾を4000にもできます。


0/1 家入硝子 4枚

革命。無理に鵺を入れてアタックさせる必要がなくなりました。
文句なしの4投。


0/1 脱兎 4枚

Vol.2からの新カード。かわいい。
後の満象とのコンボが強いことと、アクティブトリガーがえらいため4投。


0/1 禪院真希 2枚

1エナ枠が0枚とは言え、低エナジー帯が流石に増えすぎたため泣く泣く削りました。
アクティブトリガーで盤面を守りたいのでできれば増やしたい。


2/1 伏黒恵 4枚

玉犬黒白を場外に直接落とせること、トリガーとスタッツ両方とも強いことから変わらず4投。
嵌合暗翳庭をサーチ対象に取れる少ないカードのため、優先度としては以下の認識です。

玉犬黒白を場外(場外にない場合)≧玉犬渾を山上(公開領域の枚数と相談)> 嵌合暗翳庭を山上 > 使うか微妙な式神を場外

書いてみたら訳わからんことになった。すみません。
先述のデッキコンセプトの通り、いかに早くダメージ2を出せるか、最終的には攻撃回数で押せるか、といったところが要になるためそれを意識して選ぶと良いと思います。有識者求ム。


3/1 玉犬:渾 4枚

新カード登場後も変わらず本デッキのエースのため4投。
このカードと嵌合暗翳庭を組み合わせて複数回のダメージ2を押し付けるのは純粋に強いです。


3/1 満象 4枚

Vol.2からの新カード。できれば脱兎を効果でバウンスしてアクティブ登場にできると強い。
嵌合暗翳庭にエナジーがない問題を間接的に解消してくれる点があまりにもえらい。

十種影法術などで元からアクティブで登場する場合、玉犬黒白が場外にないのであれば、エナジーをつなげるために出した黒白を手札に戻して、0/1硝子で直接場外に置く動きも選択肢になりそうです。

最初は3枚で組んでいて、あまりの強さに増やしましたが手札でだぶつくと辛いのでやっぱり3枚でもいいかもしれない。迷いどころ。
入れ替え候補としては、エナジーの安定性の互換のため3/1伏黒になると思います。


3/1 伏黒恵 2枚

嵌合暗翳庭のエナジー発生がないことは変わりなく、最低1枚は二個玉をエナジーLに置いておきたいので2枚採用。
これが出ると出ないとで結構安定感が違うものの、嵌合暗翳庭を山下に送ってしまって泣くこともそこそこあります。

手札を減らさずに式神がサーチできるのは強いのですが、BPが低いため役割が終わったら必要に応じてレイド元にしてしまいましょう。


3/2 伏黒恵 4枚

Colorトリガーかつ十種影法術とほぼ同じ効果、しかも二個玉と要素てんこ盛りのカード。ここは4投固定で問題ないかと思います。


4/1 伏黒恵 4枚

レイド後も盤面を減らさないどころかサーチまでできる有能カード。
引いたカード以外を出してもよく、必要エナジーを満たしていればいいので将来的にはぜひ魔虚羅を出したいですね。

たまにサーチでスカったり、嵌合暗翳庭を選択することも多いので、手札に何かしらの式神を用意しておけるとベストです。が、式神の数がそもそも増えたのでヒットしやすくなりました。


4/2 伏黒恵 1枚

Vol.2からの新カード。
書いてあることは強いのですが、当のこのカードをサーチも回収もできず、また慢性的にAPが足りなくなりがちな本デッキでは出すタイミングが難しいため1枚で様子見しています……。

0事故しにくいプレイヤーは真希を抜いて2〜3枚入れるのもありかと思います。かなり攻めた構築になります。


3/1 領域展開 4枚

BPアップにAPを使うこともあり、手札消費以上にAPがカツカツなデッキのため4投。


3/1 十種影法術 4枚

Specialトリガーなので4枚。残念ながらSpetialトリガーの新規はありませんでしたね……。

出せる場合は類似効果の3/2伏黒恵から使った方が、エナジー管理やら名称
やらで後々楽になります。
恵が場にいないときに使うプレミは数え切れないほどやりました。


4/1 嵌合暗翳庭 3枚

今回の実質的な強化(弱点克服)により4枚入れたい気持ちは大いにあるものの、枠がないことと序盤にあまりに手札でだぶつくとそのまま負けるので3枚で据え置きにしています。
エナジーが確保できそうなときは積極的に2枚出していきたい。シンプルに強いです。


デッキ相性

主要デッキに対する所感を書いておきます。その他のデッキの分は確認できたら足しておきます。

One Buttle Rule

・青七海宿儺

七海のSpecialで式神が山下に行くこと、宿儺の指の集まり方によってはひたすらインパクトを打たれることがきついです。
ただデッキの展開スピードの相性でやや有利なので、お互いのデッキの回り方が同じくらいなら先に決着を着けられることが多い印象。


・青虎杖宿儺

虎杖のバウンスがあまり痛くないことに変わりはないものの、新宿儺込みの相性がまだよくわからないので保留。


・紫京都校

天敵。これまでは東堂でのエナジーLの破壊と、伏黒甚爾のBP5000でどうにもならんといった感じでした。
追加カードのおかげでいくらかマシにはなりましたが、それでも渾がメカ丸の除去対象になるためかなりキツいことには変わりなさそうです。


・黄五条

とにかくアグロ展開を意識すれば割と勝てる印象。
6/2五条を多面展開されるときつい反面、3/1二個玉五条が2エナで出せないのは美味しいのでとっとと決着を着けにいきましょう。


Basic Battle Rule

・紫アンティーカ

物凄く不利という感じではないですが、除去手段がほぼないため、とにかくまみみがきつい。
除去前提の黒白を前だししてなんとか1点先に取りたいです。
先3満象で戻す前提で先2脱兎前出しも他のデッキ相手だとありなのですが、いつか3/1霧子で2/1三峰落とされて泣きを見そうな気がする。


・緑ランスロット

除去手段に乏しいので、やっぱり5000ラインとダメージ2は辛い。以上……。スタートダッシュが決まれば何とかという感じだと思われます。


おわりに

コンセプトは非常にわかりやすいデッキですが、Vol.2でカードが増えたことで、デッキ構築に幅が出たと思います。
質問などがあればX(@makoto_xx_tcg)までどうぞ。

慣れてきたらぜひお気に入りのレシピを見つけてみてください。
ついでに教えてください。それでは。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?