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ポジティブシンキングの弊害

世の中ポジティブシンキングがはびこっていると思う。ネガティブはダメ!ポジティブに行こう的な。

どっちかというと私は元々ポジティブシンキングだと思っている。それも超ポジティブ。何があってもポジティブに前向きに捉えていた。しかし今、このnoteではあえて毒だし、ネガティブな部分を出している。

何故か。

それはポジティブシンキングには弊害があると感じたからだ。

私がポジティブシンキングになったのは、昔のテレビ番組"ハウス子供劇場"からだ。
当時"ポリアンナ物語"というアニメがあった。
主人公のポリアンナには不幸な出来事が次々と襲いかかるのだが、少女は何があってもお父さんと行っていた"いい事探しゲーム"を実践していく。その姿が健気で街の人たちまでポリアンナに感化され、みなハッピーになるというようなストーリーだ。

私にとってこのアニメは人生に影響があったとも言える。これを見てから単純な私は

ポリアンナのように生きようと思ったのだ。

それから大人になるまで基本ポジティブ。何があってもいい事探しをするようになった。おまけに嫌なことは記憶の奥底に沈め記憶喪失にまでなったのだから、スーパーポジティブでハッピーラッキーな内容しか残ってない。脳内お花畑状態でいきていた。

しかし、最近になって弊害があることがわかった。
私は嫌な気持ちに向き合ってなかったのだ。本当は傷ついて、悲しく、虚しく、恐ろしくなっていたとしてもその気持ちに向き合っておらず私は自分の気持ちを誤魔化していたことに気付いた。

本当の気持ちに向き合っていない事はストレスがたまる事がわかった。またそれは体調にも影響することがわかった。

気持ちにはちゃんと向き合うことが大切だとおもったのだ。コロナを機会に私は徹底的に自分が思っている気持ちをぶちまけることにした。
徹底的にネガティブもだし、毒もだし、言いたい事をぶちまけることにした。それがこのnoteだ。

嫌なものを違う側面で見ていくことは大切だ。物事にはいろんな側面がある。同時に自分が傷ついた事にはちゃんと気持ちに向き合うことが大切で、気持ちに向き合い消化、浄化していくことが本当の自分の身心のマネジメントにつながると感じた。

だから徹底的に毒だしをしている。
そしてその毒だしもだいぶできていたように思っている。私の心もようやく落ち着いてきた。何も事件さえなければ身心ともにより良く改善していくように思う。

毒はごまかすのではなく、ちゃんと吐き出すことが大切。

だからなんでもポジティブに考えることはおすすめしない。ネガティブでもいいのだ。ネガティブな気持ちも自分の気持ちなんだ。
どからこそ、ネガティブな気持ちも大切扱った上で次のステップに進んで行きたいし、このステップなくしては進むとよくないと思っている。

だから多くの人に伝えたい。ポジティブだけがいいわけではない。ネガティブな自分もきちんと受け止めようと。そうすることで私たちは成長できると。


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