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私は私の種を撒く

私は私の種を撒く

私の時代に花が咲かないかもしれない。
芽も出ないかもしれない。
撒き方が悪いのかもしれない。
だけど、私は私のやり方で種を撒く。

昔は「〇〇さんとこの娘さん」のレッテルが辛かった。
誇らしいときもあったけど、辛いことの方が多かった。
それに応えられないのが辛かった。

大人になって仕事をするようになってもやっぱり辛かった。
おじいちゃんや両親の功績を出されるたびに辛かった。

だから何者にもなりたくなかった。

広い世界に出たら、何者でもなくなった。

何者でもなくなったら、何者であるかが大事になった。

私が生まれた瞬間だった。

私は私。


長いこと先祖が培ってきてくれたものを大切にしながら、私の種を撒くことが大事だって思えた。

子どもたちのために。
そして私のために。

種を撒きながら子どもたちに
「ママは遊んでばっかりでずるい」
って言われるくらい楽しむ。

大人って楽しそう。
大人っていいなって思えるように、私が楽しむ。


だから今日も精一杯
私の種を撒く。

最後までお読みいただきありがとうございます。プラクーチェの活動を知っていただく機会となったら嬉しいです。