パチンコ店がリピート顧客増加に成功するLINE活用術
以前とあるパチンコ店舗運営の方とお話しする機会がありました。
その時の話を参考にLINE活用の可能性について考える機会があり、せっかくなのでその内容について本記事でご紹介します。
弊社では、本記事で紹介するような戦略構築からサポートしておりますので、どのような活用が出来そうか興味ございましたらぜひ弊社までご連絡ください。
パチンコ店のLINE活用全体像
まずはパチンコ店におけるLINE活用の全体像をご紹介します。
こちらはパチンコ店に来店してから再訪を促す一連の施策をまとめたものです。
以降でその内容について紹介します。
1. LINEで整理件配布
パチンコ店では、入場案内のために整理券を配布する事があると伺いました。
場合によっては待ちも発生するとの事です。
そこでLINEを活用して整理券配布をします。もしオンラインで発行できる状態であればわざわざ店舗に行く必要がありません。
2. 来店通知
発行した整理券の順番が来たら、LINEで通知する事が出来ます。
自ら細かく時間を気にする必要が無く、その時が来たらLINEが教えてくれます。
もし整理券の発行自体がオンラインで出来ない場合でも、店舗で発行した整理券ナンバーをLINEに登録する事で通知する事は可能です。
3.来店チェックイン
店舗に来店したらLINEでチェックインしてもらう事が出来ます。
ユーザー毎にちゃんと来たかどうかのデータを貯める事が出来るので、来店頻度が高いユーザーかどうかなどもわかりますし、反対に整理券を発行するのに全然来ないユーザーなどがいればその把握をすることもできます。
4. 店内案内図
整理券にて特定の台が指定されている場合、その台の場所を店内マップの画像と共に位置をLINEで通知する事が出来ます。
あまり店舗になじみがなかったり、台の位置が変わっている場合などに、ユーザーを迷わせる事無く特定の場所まで連れていく事が出来ます。
5.利用
ユーザーのパチンコ利用
6.空き台の通知
もし過去利用した事のある人気の台が空いているなどあれば、それをユーザーに通知する事も可能です。
7.過去利用台のイベント通知
ユーザーの過去利用した台でイベントが予定されている場合は、日時などをそのユーザーに通知する事が出来ます。
再来店を促す施策としても期待できるでしょう。
本活用の効果
このような施策を実施する事による効果は以下のように考えられます。
多くのアカウントで友だちを増やす事に苦戦していますが、フォローする仕組みを作る事で自然と増やす事は可能です。
また、機能自体が便利なものであるためブロックされる可能性も抑える事が出来ます。
その仕組みを作ってしまえば、企業側が届けたい配信もブロックを気にせず自由に行う事が出来ます。
さらに再来店を促す事が出来るため、事業へのインパクトも期待できます。
戦略フレームワークについて
HIIでは、このような活用方法を考えるにあたって、戦略フレームワークを利用しています。
それが以下です。
パチンコ店における戦略フレームワーク
目的:リピート顧客増加
戦略ターゲット:パチンコを趣味とする20代~50代の男女
コアターゲット:頻繁にパチンコを楽しむが特定の店舗に固執しないユーザー
価値:パチンコで過ごす時間をストレスなく効率的に楽しめる
施策:出玉情報やイベント情報をリアルタイムで配信
施策:お気に入りの台の空き情報通知
施策:過去に利用したことのある遊戯台に関連するイベント(例:出玉率アップデー)を通知。
施策:入場券/抽選券の発行・通知
施策:利用状況アンケート
コンセプト:アカウントをフォローすることで、勝利のチャンスが増えたり、自分がプレイしたい遊技台を効率よく利用する事が出来、楽しむ時間を最大化できる。
最後に
いかがでしたでしょうか?
とりあえずパチンコ店でLINEを使おうとすると、イベントのPUSH配信など単調な使い方になってしまいがちです。
それをユーザーの体験を加味しながら考えると、紹介したような使い方が出来ます。
弊社では、本記事で紹介するような戦略構築からサポートしておりますので、どのような活用が出来そうか興味ございましたらぜひ弊社までご連絡ください。
参考記事
お話しした内容以外にも以下のようなサイトを参考にしています。
https://column.cfy.jp/single.php?bid=299
https://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/21115/index.html
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