山田和樹さんの「ヤマカズトークセッション」に乱入。高校の事も話題になりました。

昨日はこちらにお邪魔しました。

朝日カルチャーセンターでの、指揮者の山田和樹さんのトークセッションシリーズ。僕も5月に一度、この枠組みで対談させてもらいました。

昨日は文筆家で文化芸術プロデューサーの浦久俊彦さんが対談相手だったのですが、斬新な試みとして、視聴者も巻き込んで対談しちゃおう!という山田さんの企画でした。

僕は高校での仕事のあと、校長室で視聴を始めて、お話を聞きながら帰途につくつもりだったのです。もともとは。でも最初のところで「あ、小森さんがいらしてる。話してもらいましょう」みたいな流れになって、結果的にはかなり発言してしまいました。出しゃばりすぎたか、と反省(出る杭懸念)したのですが、とても楽しく、豊かな時間でした。この事はツイッターでも少し呟いています。

最初に浦久さんが、我が東京音楽大学付属高等学校のことに触れてくれました。僕の校長就任と、僕の挨拶動画について話してくれたのですが、とてもあの挨拶の内容をよかったと言って下さっていてます。

実は、山田和樹さんが、浦久さんのみならず、世界中に散らばっている日本人演奏家や音楽関係者にあの動画を紹介して下さっているんですよ。日本人だけではなくて外国人の方からも沢山コメントをもらいました。今回は英語字幕を入れてもらった事がとても良かった。

僕らの東京音楽大学付属高等学校のことを、これを通じて気にかけてくれている人が沢山います。どんな学びを、どんな音楽を吸収して、また世界に発していくのか、気にかけてくれている彼らに、知って欲しい、そして更に興味を持って欲しい。更に言うなら、興味を持ったら何か一緒にやってみたい、と思いませんか?コラボはあらゆる人達と可能です。

繋がると、世界が広がる。昨日も強く感じました。昨日の対談では、浦久さんからの「クラシック音楽は日本の文化と言えるか?」「1000年後に残した日本の文化はなんですか」という問いを中心に話が進み、更にどんどん話が広がりました。

通常80分の朝日カルチャーセンターの対談ですが、この日は3時間半に及び、文化についてのトークが続きました。オーケストラと組織の話、山田和樹王国(?)の話、ヨハン・クライフとオランダのトータルサッカーの話(僕がサッカー小僧だったので)、リモートワークとクリエイティビティの話・・・。高校のみんなにも聞いてもらいたかったなぁ。先日の芸術特別講座の話に通ずる、日本人の美点を考える話も多くでましたよ。


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