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君ならムーブメントを起こせる!

こんにちは。人事の小山です。

早速ですが、質問です。

「人を動かすのは大変だ。」って思ってませんか?

例えば、グループ会でリーダーになった人。
営業電話でお客さんに伝えることをする人。

様々な場面で、
人を動かしていくわけですが、
思い通りにならないことも多々ありますね。

海外であれば、
ローカルスタッフを
まずは、遅刻させずに
来てもらうのに
一苦労だったりするかもしれません。

私の経験の話をします。

大学2年の時に、学園祭の実行員長を
やってました。

その学園祭というのは、
私が入学する直前に

実行委員が集まらなくなり、
運営が困難になって、
実行委員会を解散し、
一度は、学園祭をなくそうとしていた
ものでしたが、

私が入学した時に、
私の先輩になる人たちが、
有志で集まって実行委員会を結成して、
学園祭の運営を引き継ぎました。

この有志の先輩方は、
学園祭を廃止しようとした
前実行委員会の人々の体制に
批判的な部分もあり、
マニュアルをすべて捨ててしまったので、

屋内の企画を任された1年生だった私は、
ひとりで、文字どおり、ゼロからの立ち上げを
手探りでやっている状態でした。

1年生でありながら、屋内の企画の責任者をなんとか
やり遂げたことで、1年の学園祭の最終日に、
次期、学園祭実行委員会の委員長に
満場一致で選ばれました。

大変だったことは、
先輩たちが全員留学にいったため、
今度は、学園祭全体をゼロ(あっ、いや0.7くらい)
からやっていきました。

1年のときは、運営することに必死でしたが、
委員長になったし、
どんな学園祭にするのかを
寮の隣のヒトをメンバーに誘って、
夜通し、考えました。

テーマは?
コンセプトは?
目玉企画は?
何が今までと違う?

この19歳のときは、
人生の中で一番、
頭から湯気がでるほど
考えることをしました。

(それ以降は、
湯気がでるほど考えなくても、
完成形をつくることができるようになりました。)

僕が、何を伝えたいのかを考えました。

「学園祭は、つまらないから参加しない。」
そんなことをいう4年生をたくさん1年生の時に聞きました。

けれども、
学園祭にはすごい魅力的な
特徴がありました。

大学の伝統行事でもある外国語大学という特色を生かした各専攻語(25の専攻語がありますが)での「外国語劇」というものが、50年以上、行われてきたものがありました。

外国語劇は、
「守るべきもの」だし、
「発信するべきもの」だし、
「後世に残すべきもの」だ。

だから、
学園祭は、つぶさない。

そのためには、
「つまんない」という雰囲気を
「おもしろい」に変えてやる!!!
と意気込んでいました。

はじめは、評判悪かったです。
「あー、あの学園祭ねーでした。」

それは、今までのつくりあげられてもの
なので仕方ないです。

でも、僕は、
魅力があるのに、
伝わっていないだけで

魅力があるから
きっと伝わるはずだと
いうイメージをもっていました。

正直、不安でした。

だから、味方を増やしました。

信頼している友達に
想いを伝えて、
ジョインしてもらいました。

最も信頼ある専攻語の教授に
顧問になってもらいました。

大学との交渉力は変わりました。

在校生だけではなく、
伝統行事なので、OBOGを巻き込むために
同窓会の会長に会って、
支援をしていただきました。

参加者である各団体にも想いを伝えました。

パンフレットを一年前の15倍の5000部刷って、
とにかく配りまくりました。

学内。学外。

校内に装飾をして、
学園祭ムードにジャックしました。

「段々、今年は今までと違うと噂されはじめました。」

そして、
大盛況で幕を閉じました。

たくさんの方々から
「ありがとうをいただきました。」

参加した団体の4年生の方にこう言われました。
「4年間参加した中で、本当に今回が一番楽しかったです。最高の学園祭にしてくれてありがとうございました。」

19歳の僕には、
組織をマネジメントするには、
学園祭は、規模が大きすぎて、
いろんな人に頼ってばかりでした。

正直、
マネジメントする力は
ありませんでした。

でも、私が
ムーブメントを起こせたのは、
リーダーとして、

「守りたい」
「発信したい」
「後世に残したい」

という想いをもって
発信したから、ただそれだと思います。

もし、あなたが、
飛躍をしたいなら、
しっかりその想いをもって、
行動をしましょう。

チームがよくなるように
共有すること、提案すること、
励ますこと。

できる行動はあります。

でも、その行動をタスクではなく、

組織を飛躍させたい!
もっと、みんなが幸せになってほしい!
という想いをもつことだとが
行動のきっかけになってくると思います。

誰だって
ムーブメントを起こせます。

小山 郷(Go OYAMA) 

インド、フィリピン、マレーシア、トルコ、インドネシア、ベトナム、バミャンマーで働く11名の喜怒哀楽の物語。 【新卒海外研修】(連載中) http://www.kuno-cpa.co.jp/recruit/shinsotsu-kaigai/