【インドネシア】コンサルタントとは?

お疲れ様です!
インドネシアの中村です。

コンサルタントとは何でしょうか。
拠点の代表の方に経営上の提案をし、もしかしたら実際にサービスを実行し、
A案とB案であればこちらのほうが良いですよとアドバイスをするかもしれません。
先方の拠点の財務諸表の数字を見て、
理想の戦略を明確にし、現在はここと捉えて、課題をはじき出し、
その解決策を一つの提案として代表に伝えます。

しかし、当たり前のことで、当たり前のこと過ぎるのですが、
最後の最終決定判断はその代表が下すことになります。

代表は、判断を下すのが仕事です。
コンサルタントはその判断前の材料を、情報を、
集めて集めて分析し、提案します。
しかし最後の判断は代表です。

インドネシアには多くの日系コンサル会社が存在し、
セカンドオピニオンを求められることもあります。
営業でコンサル会社への不満をぼやかれたこともあります。
結局はあなたたちに何が分かるのかと、
最後の判断は私、代表であり、
コンサルタントも弊社のスタッフも責任を負わないものね、と。
もちろんここまではっきり言われたわけではありませんが、
そのように感じている代表は沢山いるのだろうと想像できます。

不格好経営の著者である、DeNAの創立者南場智子さんは
もともとマッキンゼーのコンサルタントでしたが、
後にDeNAの創立者として日々、熱く仕事をする中で、
コンサルタントと社長がいかに違うかを述べています。
決定したプランを実行するには、
本当は迷いだらけだし、そしてとても怖い。
事業リーダーにとって、「正しい選択肢を選ぶ」ことは当然重要だが、
それと同等以上に「選んだ選択肢を正しくする」ことが重要になってくると。

そんな事業リーダーの人に、代表に、声をかけるのが営業ですが、
正直なことを言うと、ここまで考えてその気持ちを想像して
すっと冷えるような怖いものを感じました。
この怖さは必要なものでもあると思うし、
その怖さを超えるためにも、日々考えながら動き、
そしてきっといろんな人にそのダメっぷりを助けてもらいつつも、
圧倒的に胆力をつけて
最終的には御礼を返せるばりに人を笑わせるコンサルタントになりたいと改めて思った次第です。

来週も頑張りましょう!


東京コンサルティングファーム
【インドネシア拠点】
中村文香

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