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ビジネスマンのための推薦図書

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#日記

『七つの習慣』(西野由花)

ミャンマーの西野由花です。 七つの習慣はスティーヴン・R・コヴィーによって書かれた著名な作品である。本著には社会人としての心構えに限らず、日々の生活においてより高次の人格を持ち自分自身にも周りの人々にもより良い変化を与えることのできる原則とその原則を実践するための意識について書かれている。 本著では、主にインサイドアウトから成り立つ人格形成を重要視しており、特に「影響の輪」という考え方が非常に印象に残った。問題の原因を外ではなく内にあると考えるという考えは日頃耳にすることも

『営業戦略の立て方・活かし方』を読んで_古川泰加

こんにちは。 インドバンガロール拠点の古川泰加です。 今回読んだ本はこちらです↓ 私がこの本を今回読んだのは、挨拶訪問という形でアポを取りお客様を訪問している日々の中で何かヒントが得られないかと思ったからです。「買い続けていただく仕組みをつくる」と表紙に書いてあり、「お客様に選んでもらう・選び続けてもらう」ために自分がまだ知らないことがたくさん書かれているのではないかと思い手に取りました。訪問をし終えた後に振り返りここがよかった・ここがダメで改善が必要だなど、改善フォーマ

『7つの習慣』を読んで(吉田瞬)

トルコの吉田瞬です。 私が7つの習慣を読み終えて覚えた衝撃は、 机の上で散らばっていた無数のパズルピースが次々と組み立てられ形作られていくような感覚 でした。 著者は文中に置いて、 「人格は、言葉よりもはるかに雄弁である」と述べていますが、 私自身、7つの習慣を手にとらなくとも人格が大切であるということは分かっているつもりでいました。 「人の話を聴きなさい。」 「誠実でありなさい。」 「相手を信頼しなさい。」  これらは全て、これまで所属してきた家族や学校、スポーツ

『ジャック・ウェルチの「私ならこうする」』を読んで

セブ拠点の奥墨愛美です。 まずこの本は、一つ一つジャック・ウェルチェが受けた質問に対して答えていく構造になっており、非常に読みやすかったです。 その回答の中で、私自身が疑問に思ったことも今までにないような内容を新しく考えることができたり、今まさに私が感じていることに答えてくれていたりと、とても勉強になりました。 その中で感じたのは、彼は普通の人が考える視点とは違う視点から物事を見ており、さらに意見に強い自身を持っているということです。 それは彼の今までの生き方や経験に

『経営戦略全史』を読んで

インド・バンガロール拠点の古川泰加です。 今回この本を読みながら難しいなと感じながらも、様々な戦略や考え方を知ることができたと、同時にいかにそれらを普段の業務に、反映させていくのか考えていく良い機会になったのかなと思いました。 多くの戦略が紹介されていますが、その中からいくつかを自分自身に当てはめて考えてみようと思います。 ドラッカーの企業経営の3側面 例えばドラッカーの企業経営の3側面では、 「顧客の創造」(企業は顧客に価値を創造するためにある)、 「人間的機関」(企

『不格好経営』を読んで

 私はDeNAの名前を知っていても、実際に本書に出てくるようなサービスを利用したことが無く、「あーあれね」とはなりませんでしたが、本書は経営者が書いた本として有意義だったと感じています。全体的なストーリーとしては、南場社長の紆余曲折した社長人生となりますね。  とくに面白いと感じたのは、マッキンゼージャパンにいた著者の南場社長が、経営で四苦八苦していることです。 本人も仰っていましたが、経営者になりたいから「コンサルタント」になる、そこはイコールではないということが分かり

昨日の涙を明日の笑顔に -組織とは?-

人事の小山です。 人事がつくる舞台 人事というのは、 社員が活躍する「ステージ」なんだということです。 社長が描く経営理念というシナリオに沿って、 戦略という演出によって 社員がそれぞれの役を演じて 会社やサービスという ひとつの作品を共につくりあげて、 お客さんに、喜んでもらう。 そういうものは、 組織であり、それにまつわる一連のことを 人事と呼ぶのです。 演劇の舞台づくりとは、 感動的で、圧倒的な高揚感と 創造的で、一体感があるものです。 人事という

『コンサルタントの対話術』について

ミャンマー拠点の西野由花です。 現在、新卒海外研修生としてミャンマーで営業の機会を多くいただいております。 その中で、 営業の際に持つべき心構えや、 他のコンサルタントが実践している対話とは どのようなものかを学び、 自分自身に反映させることを目的として、 この本を読むことを選びました。 この本を読み実践で反映させる前に、この本に描かれていたビジョナリーコンサルタントが自分の目指す姿であるかどうかを考えました。 もし、将来的に自分がある一定の分野において深い知見を得た

『成功者の告白』

衝撃的だった。 この本を読んでいる中で、私は多くの衝撃を受けました。 まだ働き始めて間もない私は、今後起業をするかはわかりません。しかし、今後マネジメントをしていく立場になったり、家庭を持つようになったりしていく上で、知っておくべきことなのだと、著者の神田さんの実体験をもとに感じることができました。 知っているのと知らないのでは、何かにぶち当たった時に結果が変わってくると思います。中でも、本の中に書いてある会社の仕組み作りに関する話で、東京コンサルティングファームがまさに

『ドロくさいけど必ず結果が出る!経営計画のつくりかた』

今回は、「ドロくさいけど必ず結果が出る!経営計画のつくりかた」を読みました。 経営計画は、読むものではなく使うもの 経営計画は、読むものではなく使うものとあり、全社員が毎日のように開き内容を読み込み伝え続けているとあります。 また、何かしら抱えている問題を解決するために計画を立てて行動するための道具と定義されています。 経営計画をしっかり持ち全社員が自分の中にそれぞれ落とし込んでいくからこそ問題を抱えた時に経営計画を見直して計画を立てて行動していくことができるのだなと改め

『君なら勝者になれる』を読んで

私がこの本をぱらぱらとめくったとき、 次の3つの理由から非常に興味が湧いた。 1つ目は、作者であるシブ・ケーラはインド人の成功者であること。 2つ目は、成功に結びつくのは知識や能力ではなく態度であると断言していること(実際にはハーバード大学の研究結果に基づいたものである)。 そして、3つ目は、メモを取るために設けられた余白である。 私は、早速片手に鉛筆を持って本書を読み進めることにした。 「勝者になるための心構えや手順」本書は、7章にわたって「勝者」になるための心構えや

『生き方』を読んで(佐々木)

マレーシア拠点の佐々木海翔です。 稲盛和夫著の『生き方―人間として一番大切なこと』を読んで、感じたことを共有します。 本書は生き方、もっと言うと「人間として」という大きなテーマで語られています。 しかし、仕事においても、通用することがあるように感じました。せっかくですので、仕事にも当てはまるようなものを2つピックアップし、感想としてまとめたいと考えています。 「できる」と「知っている」は違う 本田社長の講演の第一声 「みなさんは、一体ここへ何をしにきたのですか」