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TBS NEWS 生活・防災

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#医療

急げ!医療品の国産化

依然として感染者が報告される新型コロナウイルス。第2波への懸念もある中、解消されないのが医療物資の不足です。海外に頼らず国内生産を増やそうとモノづくりの現場が動き始めています。 ■第2波迫る中、発熱外来をもつ街のクリニックの現状は? (多摩ファミリークリニック 大橋 博樹 院長) 川崎市の登戸にある多摩ファミリークリニックでは、新型コロナウイルスに感染している疑いのある患者を診察するために発熱外来を設け、対応しています。現場の医師を悩ませるのは・・・医療品の不足です。特

全国初の“重症者専門病棟”を取材(2020年5月15日JNNニュース)

千葉県に新型コロナウイルス患者の専門病棟を建設し、すでに受け入れを始めた民間病院があります。全国に先駆けた取り組みの現場にJNNのカメラが入りました。 千葉県松戸市にある千葉西総合病院。 その駐車場で、プレハブの医療施設の建設が突貫工事で進められています。 守田 哲 記者:「こちらの新型コロナウイルスの専門病棟では、今まさに完成に向けて建設が進んでいます」 新型コロナウイルスの専門病棟。その内部にカメラが入りました。2つの棟からなり、全部で30床。軽症・中等症から重症

自衛隊中央病院で治療、ドイツ人夫婦から届いた感謝の手紙

今年3月。一通の手紙が届きました。 陸上自衛隊 湯浅悟郎 陸上幕僚長様 私たち夫婦はクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」で新型コロナウイルスに感染し自衛隊中央病院で治療を受けました。 私たちの治療にあたってくれた全ての日本の関係者に心からの感謝を申し上げます。特に医療チームには感謝しております。医師のプロ意識と親身な対応は決して忘れません。自衛隊中央病院で治療を受けることができたのは、幸運でした。 手紙を書いた、ペーター・ヤンセンさん(75)、メリー・オニールさん(5

自衛隊が直面する「見えない敵との戦い」(2020年5月4日 JNNニュース)

新型コロナウイルスの感染拡大防止対策にあたっている自衛隊。これまで延べ1万6000人以上が対応にあたっていますが、終わりが見えないなか、長期戦への対応を迫られています。 3か月前。中国・武漢で拡大を続けていた新型コロナウイルス。日本政府はチャーター機を飛ばし、在留邦人を帰国させていました。 「無事に任務達成できるかという不安はありました」(陸上自衛隊看護官 窪佳苗2等陸尉) 検疫活動を支援するため、チャーター機に同乗した陸上自衛隊の看護官・窪佳苗さん。 一連の新型コロ

厚労省が新たな相談・受診の目安を公表「37.5度以上の熱が4日以上・・・」は削除

★ポイント★ これまで相談・受診の目安とされていた「37.5度以上の熱が4日以上続く」の記述は削除されています。 ■相談・受診の前に心がけること ◆発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える。 ◆ 発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録しておく。 ◆基礎疾患(持病)があり症状に変化がある方、新型コロナウイルス感染症以外の病気が心配な方は、まずはかかりつけ医等に電話で相談。 ■帰国者・接触者相談センターに相談する際の目安 少な

消毒液をNICUへ 地域が医療と家族を支える(2020年4月26日Nスタ)

新型コロナウイルスとの闘いが長期化する中、小さな命のために動き出した人たちがいます。横浜市で消毒液を病院に寄付する地域の人たちを取材しました。 横浜市内の商社に勤める根本泰樹さん。この日、日頃から取引がある和食店を訪ねました。 手渡されたのは、店内に保管されていた消毒液。根本さんは、こうした調理用の消毒液を地域の病院に寄付する活動をしています。 (写真:「和食 五十郎」 五十嵐郎さん) 五十嵐郎さん: 店で「お客さん来ないなー」なんてくすぶってるよりは協力したいなあと

「妊婦健診を遠隔で」最前線で戦う産婦人科医・亀井良政教授が語る課題

妊婦と医療従事者、双方を新型コロナウイルスの感染リスクから守るために注目されているのが「遠隔診療」です。埼玉医科大学病院産婦人科の亀井良政(かめい・よしまさ)教授は妊婦検診を遠隔で行う実証実験を行っています。オンラインで現状を聞きました。(取材:4月27日) (写真:亀井良政教授) ◆妊婦と赤ちゃんのための遠隔医療システム「melody i」とは? (写真:melody i) 胎児の心拍などを図ることが出来る遠隔医療システムが注目を浴びていますがいったいどんなものなん

新型コロナウイルス 医療現場が抱える不安(news23 2月28日放送)

感染者の増加で“医療崩壊”が懸念される中、重症患者の受け入れ準備を進める名古屋市の医療機関。現場の医師が抱える不安を聞きました。 名古屋大学医学部附属病院。現在、新型コロナウイルスの重症患者を受け入れる体制を整えています。 赤いラインから先は感染者専用のエリアです。 そしてこちらが人工呼吸器がある集中治療室。重症の中でも特に症状が重く、自ら呼吸ができなくなった患者に使われます。 この病院にある集中治療室は28床。このうちの4床を新型コロナウイルスの患者にあてる予定です