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現場から、 ~TBS NEWS~

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TBSテレビ報道局が運営するnoteです。記者個人noteやNEWS23スタッフnoteなどをまとめています。公式WEBサイトはこちら→http://news.tbs.co.jp
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#堀口ミイナ

「年間643万トン!喫緊の課題“フードロス”と闘う料理人兼社会起業家の取り組み」川越一磨さん(後編)

喫緊の社会問題である「フードロス」を手軽に削減できるアプリ「TABETE」。2019年度のグッドデザイン ベスト100にも選ばれました。TABETEの展開を進めるコークッキング代表取締役の川越一磨さんが行う食に関する活動について、いろいろ伺います。 スローフードってなに?ミイナ: 川越さんの取り組みの中でスローフードの取り組みというのがあるんですけど、わかってるようでわかってないんですがスローフードってどういうものなんですか。 川越: 一言で言うと食の未来を作るための草の

「年間643万トン!喫緊の課題“フードロス”と闘う料理人兼社会起業家の取り組み」川越一磨さん(前編)

日本国内で、まだ食べられるのに捨てられている食品は1年間に643万トン(2016年度)。国連WFPの食料援助量(380万トン)の1.7倍にものぼります。 川越: ITの力でフードロスの削減を目指すフードロスレスキューサービス「TABETE」を運営する株式会社コークッキング代表取締役の川越一磨(かわごえ・かずま)さんが今回のゲスト。フードロス問題や「食」の持続可能性についてじっくりうかがいます。 フードロスを削減できるアプリ「TABETE」ミイナ: Dooo!堀口ミイナで

「ディープラーニングの現在地 AI研究の第一人者に聞く“今学ばなきゃいけない理由”とは」松尾豊さん(後編)

AII研究の第一人者である、松尾豊(まつおゆたか)教授が注目するこれからAIが伸びる分野とは? そして、やっぱり気になるのは・・・。 人間はAIに仕事を奪われてしまうのか?後編もAIについて、たっぷりお伝えします。 AI化を進めた方がいい分野は?ミイナ: 松尾先生の目から見てこういう分野本当もっと進めた方がいいのにって言う分野ってあったりするんですか。 松尾: いっぱいありますね。僕はどっちかって言うとやや長期的なところに興味あるんですけれども・・・ めちゃくちゃ

「ディープラーニングの現在地 AI研究の第一人者に聞く“今学ばなきゃいけない理由”とは」松尾豊さん(前編)

今回のテーマはAI車の自動運転。空港の顔認証ゲート。駅の案内ロボット。テストの採点。すべてに共通しているキーワードは・・・「AI」=「人工知能」です。 今回のDooo、ゲストは東京大学大学院教授でAI研究の第一人者である松尾豊(まつお・ゆたか)さん。AIの何がすごいのか、何を知っておいたほうがいいのか教えていただきます。 ミイナ: Dooo、堀口ミイナです。今日のゲストご紹介します。東京大学大学院の教授で、日本ディープラーニング協会の理事長、さらにソフトバンクグループの社

「18年間熊本で暮らした県立高校出身の成松さんが世界最難関ミネルバ大学に合格した理由」成松紀佳さん(後編)

合格率わずか1.2%!“世界のエリートが今一番入りたい大学”とまで言われているミネルバ大学に入学した成松さんですが、両親は当初、海外への進学に大反対だったといいます。 成松: 熊本の大学に行ってほしいとか・・・ そんな両親が応援してくれるようになった理由とは? 両親は反対していた海外大行きミイナ: 「海外大を目指したい」って言ったときの先生とか親とか友達の反応ってどんな感じですか。 成松: 友達はすごく応援してくれました、最初。今もすごく応援してくれていて。 やっぱ

「18年間熊本で暮らした県立高校出身の成松さんが世界最難関ミネルバ大学に合格した理由」成松紀佳さん(前編)

合格率わずか1.2パーセントで“世界のエリートが今一番入りたい大学”とまで言われているミネルバ大学。キャンパスがなく、4年間で7つの都市をめぐる全寮制。授業はすべてオンラインで行い、講義もテストもないというかなり変わった大学です。 この大学に9月から通う成松紀佳(なりまつ・のりか)さん。生まれも育ちも熊本県。県立高校を卒業した彼女がどうやって難関海外大学に合格したのか。その秘密に迫ります。 県立高校からミネルバ大学へミイナ: Dooo!堀口ミイナです。今回のゲスト、ご

「身長100センチのママの子育てと自分らしい生き方」伊是名夏子さん(後編)

身長100センチにして2人の母である伊是名(いぜな)夏子さん。「伊是名」という名字を変えたくなくて、今年「ペーパー離婚」したのだといいます。選択的夫婦別姓の話、そして、趣味である「性教育」の話など今回もいろんな話、聞いちゃいますよ。 夫婦別姓のために事実婚ミイナ: 伊是名さん夫婦別姓を大切にされてるんですけど、それはどうしてなんですか? 伊是名: 例えばさ、よく小学生ぐらいの時小3ぐらいの時に「あ、田中君と結婚したら田中夏子になるー!」とかそういう風によく女の子同士喋った

「身長100センチのママの子育てと自分らしい生き方」伊是名夏子さん(前編)

生まれつき骨の弱い病気で身長も100センチしかない伊是名(いぜな)夏子さんですが、お2人の子どもを出産し、子育て真っ最中なんです。そんな伊是名さんに出産のこと、子育てのこと、そして10人のヘルパーさんとの暮らしのこと、などなどたっぷりお聞きします。 身長100センチ2児の母ミイナ: Dooo!堀口ミイナです。いつもDooo見てくれてありがとうございます。今日のゲストご紹介しましょう。コラムニストの伊是名夏子さんです。よろしくお願いします。 伊是名: よろしくお願いします。

「話題の本、『ブスのマーケティング戦略』から考える、人生マーケティング戦略術」田村麻美さん(後編)

ミイナ: Dooo!!司会の堀口ミイナです。今回も田村麻美さんにお話伺っていきます。田村さんよろしくお願いします。 田村: よろしくお願いします。 Dooo、今回も引き続き「ブスのマーケティング戦略」の著者・田村麻美さんにお話をお聞きします。両親から蝶よ花よで育てられた幼少期、 初めて自分の容姿を意識した小学校時代、 そして田舎の神童だった中学生から一転して 一芸を極めざるを得なかった高校時代と幾多の人生の変遷期を戦略的に乗り越えてきた田村さん。 田村: 失敗を恐

「話題の本、『ブスのマーケティング戦略』から考える、人生マーケティング戦略術」田村麻美さん(前編)

ミイナ: Dooo!!司会の堀口ミイナです。早速本日のゲストをご紹介しましょう。 巷で話題の本「ブスのマーケティング戦略」の著者、田村麻美さんです。 田村: はじめまして~。 Dooo今日のゲストはちまたに衝撃を与えた「ブスのマーケティング戦略」の著者で税理士の田村麻美さんです。幼い頃から自身の容姿にコンプレックスを抱いていたという田村さん。しかし、そこでひるむことなくどうすればブスでも自分に自信を持ち幸せになれるかを追求し続けました。 その中で自分自身を市場の中の商品

「今注目の“電子国家”エストニアに移住して会社を設立した26歳に聞く『エストニアってこんな国』齋藤アレックス剛太さん(後編)

「電子国家」として最近日本でも注目を集めている国、エストニア在住で、 現地で起業もした、齋藤アレックス剛太(こうた)さん。前編ではエストニア発の制度「電子国民」についてたっぷり話を聞きましたが、後編は、実際住んでみたエストニアってどんな国なのか、聞いてみたいと思います。 エストニアは“北欧”の国ミイナ: エストニアって日本でも最近注目をされていて電子国家で日本もエストニアに学ぼう、みたいに言われているのでサイバー国家なイメージがあるんですけど・・・。実際にはどんな国なんです

「今注目の“電子国家”エストニアに移住して会社を設立した26歳に聞く『エストニアってこんな国』齋藤アレックス剛太さん(前編)

今回のゲストはエストニア在住・26歳の齋藤アレックス剛太(こうた)さん。 ミイナ: まず、場所の確認から。 アレックス: バルト三国の一つとして教わる場所ですよね。 アレックス: エストニアっていうのはSkypeを生んだ国なんですよね。 ミイナ: そうなんですか!? 首都タリンは中世の町並みが続き、国土の半分が森林だということですが、今、エストニアが注目されている理由は・・・「電子国家」。行政サービスの99%が電子化されているというこの国ではSNSのアカウントを開く

「マイナス1歳の命との向き合い方」産婦人科医・林伸彦さん(後編)

ミイナ: Dooo!!司会の堀口ミイナです。早速本日のゲストご紹介します。産婦人科医でNPO法人「親子の未来を支える会」代表理事の林伸彦さんです。よろしくお願いします。 Dooo!!今回も産婦人科医でNPO法人「親子の未来を支える会」代表理事のは林伸彦さんにお話を聞きます。林さんは妊婦健診などでお腹の赤ちゃんに異常を見つけた際、医師として伝えるべきか否か迷った経験からこうした家族へのサポートをしたいと「親子の未来を支える会」を立ち上げました。妊婦やその家族が不安を少しずつ取

「マイナス1歳の命との向き合い方」産婦人科医・林伸彦さん(前編)

ミイナ: Dooo!!司会の堀口ミイナです。早速本日のゲストをご紹介します。産婦人科医でNPO「親子の未来を支える会」代表理事の林伸彦さんです。よろしくお願いします。 Dooo!!今回のテーマは“マイナス1歳の命と向き合う”。 マイナス1歳、それはまだ生まれてくる前のお母さんのお腹の中にいる赤ちゃんの事。今回のゲスト林伸彦さんは産婦人科医として年間百人のお腹の赤ちゃんや妊婦さんと向き合っています。林さんは妊婦検診や出生前検査などで、赤ちゃんに異常があるとわかった親子へのサ