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現場から、 ~TBS NEWS~

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TBSテレビ報道局が運営するnoteです。記者個人noteやNEWS23スタッフnoteなどをまとめています。公式WEBサイトはこちら→http://news.tbs.co.jp
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2020年1月の記事一覧

箏の音色で高齢者を笑顔にする箏回想士~ドイツ訪問で得た成果とは・・・

●福島・郡山発の音楽療法「箏回想法」とは・・・ ●箏の音が高齢者を元気にするのは何故? ●箏回想士の渡部さんがドイツ訪問で得たもの ●福島・郡山発の音楽療法「箏回想法」とは・・・ 東日本大震災をきっかけに箏の演奏による音楽療法「箏回想法」(ことかいそうほう)を考案したという福島・郡山市出身の渡部佳奈子(わたなべかなこ)さん。「日本中の高齢者を笑顔にしたい」という思いで、全国の高齢者施設などを駆け回り、箏を奏でている。この「箏回想法」とは何か?・・・箏の音色を聞きながら

米大統領選)民主党 主な候補者のプロフィールを紹介します

11月3日に行われるアメリカ大統領選挙。2大政党の共和党と民主党の候補が激突する構図です。この候補を選ぶべく、2月3日の中西部アイオワ州を皮切りに、両党は全米各地で党員集会・予備選挙を繰り広げます。 共和党は現職ドナルド・トランプ大統領の指名が確実ななか、世界が注目するのは民主党の候補者レースです。最大時には連邦議会の議員を中心に20人以上が乱立するなど混乱の様相を呈した去年前半。そして支持拡大にむけて各氏が政治集会や遊説活動、討論会などを重ねた去年の後半を経て、訴えが響か

「夫婦で”妊活”を考えたら・・・ヘルスアンドライツ代表 吉川雄司さんが伝えたい”多様”な選択肢」(前編)

柿次郎: Doooの司会の徳谷柿次郎です。本日もよろしくお願いします。では早速ゲストを紹介します。株式会社ヘルスアンドライツ代表の吉川雄司さんですよろしくお願いします。 Dooo!今日のテーマは妊活です。子供を授かることは人生を大きく変えるビッグイベントの一つ。しかし、これまで妊娠出産といった話題は女性のみの問題として語られることが多いテーマでした。 10月11日は国際ガールズ・デーでもあり、女性が人生における選択肢を自分の意志で選び取り生きていくために、男性と対等に家庭

2020年1月26日「風をよむ~世代間の分断~」

・ダボス会議でグレタさんとトランプ大統領が登壇。対照的なスピーチ ・「重要な決定するときは若い世代も加えて」 ・「団塊の世代」“OKブーマー現象”と世代間の軋轢 乗り越えるヒントは? 環境活動家グレタ・トゥンベリさん(17歳)「あなたたちは『大人に任せなさい、悲観的になるな』と言うけれど、その結果何もできませんでした。すぐに化石燃料から、一切手を引いて下さい!」 温暖化対策を求める若者の運動を、世界的に広げたスウェーデンのグレタ・トゥンベリさん。21日、スイスで始まっ

一晩で10万回再生超え・・・「未婚の母はなぜ差別されるのか」

先月、自民・公明の与党が今年度の税制改正大綱を正式に決定しました。この中で未婚のひとり親への支援策として「寡婦控除」を新たに適用し、所得500万円以下を対象に最大で35万円の所得控除を受けられるようにしました。同じ一人親でも、結婚を「していた」「していない」で大きな差がでていたこれまでの制度。長年の懸案事項とも言われていた問題が、一気に解決に向かった背景には何があったのでしょうか? 予想を超える反響私が財務省担当の記者として、税制改正の取材をするにあたり、一番不公平だと思っ

【永久保存版】「PURPOSE」~社会を変えるのは熱狂する素人だ~(前編)

社会をポジティブに変化させようとしているゲストをおよびして、これからの生き方、働き方、周囲を巻き込む力、アイデア発想のヒントなどを語って頂くTBS NEWSの公開収録トークイベント「PURPOSE」が、赤坂で開催されました。 キーノートスピーチは、小国士朗さん(40)。 ~社会を変えるのは熱狂する素人だ~ と題して、世界150か国に配信された、「注文をまちがえる料理店」の話や、最新プロジェクト「deleteC」の話などをたっぷりして頂きました。 ***********

台風19号【宮城】震災に続き浸水も・・・再起への決意(11月18日 JNNニュース)

東日本大震災で家族を失い、今回の台風でも被害を受けた宮城県の農家の男性です。2度の災害に見舞われながらも、仲間たちと再起を目指しています。 宮城県大郷町で農業生産法人を経営する阿部聡さん。台風19号で近くの川が氾濫、ハウスは1.5メートルの高さまで浸水しました。 収穫間際だったミニトマトは全滅。長ネギの畑も濁流に浸かりました。復旧にはおよそ1億円かかるといいます。 阿部さんを襲ったもうひとつの災害。2011年の東日本大震災です。 震災前、宮城県東松島市で専業農家をして

広島75年目の覚悟と教皇訪問

広島で生まれ育った入社4年目のRCC中国放送の栗栖記者は、昨年、教皇の訪問を取材しました。RCCは広島を拠点とするJNNの系列局です。(TBSは関東を拠点とするJNN系列の基幹局です。)転勤で地方の支局に配属となる大手新聞社やNHKと違い、地域のテレビ局で働く記者は、基本的にその地域を生活を拠点とし、記者活動を続ける「地域で生きていく記者」です。ローマ教皇の訪問は、広島が世界に注目される大きな出来事でした。そこで見たこと、感じたことを地方から全国へ、世界へどう発信していくのか

台風19号【宮城】相次いだ「ため池」決壊、対策に課題(11月3日 JNNニュース)

宮城県では川だけでなくため池も決壊し、住宅などが浸水する被害が出ました。西日本豪雨でも相次いだため池の決壊。対策の難しさが浮き彫りとなりました。 台風19号で24時間に357ミリもの雨が降った宮城県白石市。落合地区では山から濁流が押し寄せ、およそ20戸の住宅が浸水しました。 濁流が押し寄せた理由、それは上流にある「逆川上ため池」など、3か所の農業用ため池が相次いで決壊したからでした。 ため池決壊による被害は、去年7月の西日本豪雨でも相次ぎました。このため国は、住宅に近く

2020年1月19日「風をよむ~2020年、世界の“リスク”(危険性)~」

ユーラシア・グループ イアン・ブレマー社長「2020年は転換の年、新しい世界秩序の始まりの年になるだろう。しかし転換の年に対応した行動をとる国は少ない」 1998年以来、世界で起きている事象を、調査分析し、世界的に大きな危機・リスクにつながる可能性を、10大リスクとして発表してきた、アメリカの「ユーラシア・グループ」。 年明けに発表された、今年の10大リスクを見てみると まず、第10位にランクされたのは、「トルコ」。 エルドアン大統領の政治力が急激に衰えつつあり、

再生

”世界一厳しい規制基準” 今後想定される原発の行方 解説:元村有希子

サンデーモーニング 2020年1月19日放送 黒板解説「”世界一厳しい規制基準” 今後想定される原発の行方」 ・2011年から振り返る原発の基数 ・再稼働するには”世界一厳しい規制基準” ・2030年には電力の22%を原子力でまかなう? ・いまこそ原子力政策を点検し見直す曲がり角

日比麻音子、「PURPOSE」の司会を担当します。 #パーパス2020

社会をポジティブに変化させようとしているゲストをおよびして、これからの生き方、働き方、周囲を巻き込む力、アイデア発想のヒントなどを語って頂くTBSテレビの公開収録トークイベント「PURPOSE」が、いよいよ今夜赤坂で開催されます。 今回「PURPOSE」の司会を担当するのは、「あさチャン!」や「アフター6ジャンクション」で活躍中の日比麻音子アナウンサーです。 日比麻音子アナウンサー ©TBS いくつか質問してみました。 Q:あなたの「存在意義」は何だと思いますか?

小さな声と大きな声 ~地球の反対側で起きていること

JNNでは2020年1月6日から「SDGs 2030年の世界へ」として国連の持続可能な開発目標についてのシリーズを始めました。第一回目、南米チリの「消えた湖」はニューヨーク支局・深井記者による取材です。取材は昨年11月、首都サンティアゴで反政府デモが激化したタイミング。暴動取材後に、「消えた湖」の現場に立って感じたこととはー。 南米チリの湖「アクレオ湖」が忽然と消えたという話を耳にしたのは2019年の10月頃だった。 東京ドーム250個分もあったという大きさの湖が消滅する

エリザベス女王、ヘンリー王子夫妻の意向について「理解し尊重する」との声明(全文)

本日、私の家族は、私の孫一家の今後について、とても建設的な協議を行いました。 私と私の家族はハリー(=ヘンリー王子)とメガン(妃)が若い家族として新しい生活を作っていきたいとする望みを完全に支持します。 私たちは二人が第一線の王室メンバーであり続けることを望んでいましたが、より独立した生活を送りつつ、私の家族の大切な一員でありたいとの二人の意向を理解し、尊重します。 ハリーとメガンは新たな生活を公的資金に頼りたくない、と明らかにしています。 このため移行期間が設けられ、サセッ