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流産ともいえない流産になった時の話②

これは誰に伝えるでもない、ただの覚え書きだ。
私が勝手に喜んで、勝手に落ち込んだ2週間を忘れたくないがために書く文章だ。
人によってはこれを読むことで落ち込んだり気分が悪くなったりするかもしれないので、気をつけてほしい。自己防衛は大事。

子どもが欲しいと思った理由と妊活を始めた理由

ずっと、自分の子どもがいたらいいなと思っていた。
高校生の頃が一番その欲求は強かったように思う。

無条件に愛せる対象が欲しい、なんていうと賛否両論あると思うけど、確かにそう思っていた。
ただただ愛したい。自分の子と一緒に出かけたり、反抗期を迎えたり、人の成長に寄り添ってその愛おしさを体いっぱいに感じたい。そう思っていた。

だけど、大学を卒業してすぐ結婚したのに対して、実際に妊活を始めたのはそれから何年も過ぎた後だった。

結婚してすぐに「自分はまだ子どもで、子どもが子どもを育てるなんて無理に違いない。そんなの、子どもに申し訳ない」と思い込んでしまい、どうにも一歩踏み切れなかったからだ。(幼少期に何度か痴漢に遭って、人に触られることを苦手としていたのも理由の一つではあるけれど)
今になって思えば、もっと早くから子どもについて前向きに考えればよかったと後悔するけど、とにかく、結婚から数年は子どもという存在は求めつつも妊活には全く積極的ではなかった。

妊活を始めた理由は、周囲の出産ラッシュと年齢に対する焦りだ。
高齢の両親に孫の顔を見せたいとか、自分が年老いたときに子どもがいないのは寂しいとか、やっぱり人が、子どもが好きだからその成長を一番近くで見ていきたいとか、思うところは色々あったけど、卒直に妊活の理由は何かと問われれば、それはやっぱり焦り。

焦りはストレスだ。
ストレスは妊活の敵だ。

だけど、妊活をしている夫婦でストレスを抱えていない夫婦ってほとんどいないんじゃないだろうか。
何年もかけて不妊治療をした友人や、妊活を始めると宣言した当月に妊娠した友人の話を聞いていると、どんな夫婦でもやっぱり焦りとか不安とか不満とか、思うところはあるよね、という結論に至った。

だから、子どもが欲しい。
とにかくそれだけを思って妊活に挑んでいこうと決めた。

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