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採用調整業務に潜むアトラクト機会を逃さない

採用業務の中だと一見地味な調整業務。ここでいう調整業務はメールか採用媒体で用意されているメッセージ機能を用いて面談や選考間の調整を行う業務です。
最近は基本オンライン選考ということで、

・面談、選考の冒頭挨拶に参加
・面談、選考は現場のマネージャー・メンバーにおまかせし、ミュートにして内容を確認しつつ、メモをとる
・面談終了時に再度参加して人事として事務連絡を実施

ということをよくやります。

面談、選考を観察していると、候補者さんにとって重要な意味をもつポイントが把握できることがあります。第3者目線で見ているから気づきやすい、という面もありそうです。その情報に関するエビデンスとなる開発ブログの記事等を面談、選考後の選考調整のやりとりのメール・メッセージ中に提供する、ということをよくやります。

例えば、優秀な同僚と働くことに価値を置く方だったら、優秀なメンバーを紹介できる記事を提供する。
例えば、入社の意思決定中に、入社後の立ち上がりに不安を持っている方だったら手厚いオンボーディングに関する記事を提供する。

このやりとり自体が内定受諾の決め手になる、までのことは無いかと思いますが成否に対して数%前後くらいの影響は与えてそうな印象があります。ちなみにここで、URLで渡せるエビデンスとなる情報があること、というのが地味に大事になります。言われたから後から口先だけで出した「盛った魅力」の情報ではなく、もともとそういう点を魅力として持つ組織で、過去のアウトプットにその内容が含まれていた、という見え方になる面がありそうに思っています。

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