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オンボーディングの概念化

オンボーディングについて考える。

入社オンボーディング( Employee onboarding )

入社オンボーディングは新卒、中途社員を問わず入社したメンバーが戦力化するまでの時間をできるだけ短くし、早期に成果を出せるようにし、定着してもらうための施策です。
具体的には

・仕事で関わる人達と円滑なコミュニケーションを取れる状態にする
・社内のルールを理解する
・普段使うツールなど、必要なものの設定をする
・組織の Mission, Vision, Value を理解する
・主要業務に関わる前提知識を理解する

などがあります。

ユーザーオンボーディング( User onboarding )

ユーザーオンボーディングは、サービスの利用者が初回利用時にサービスの目的どおりのポジティブな体験をすることで、サービスに定着するための施策です。
一般にはユーザーが最終的な目的を達成するまでの過程をファネル分析することなどによりオンボーディングが適切か確認しながら改善することになります。

抽象的にとらえたオンボーディング

何か思想の状態があり、その到達までに必要な要素を洗い出し、それらが円滑に行われ、ポジティブな体験を提供することでその場での継続的な活動意欲を高めること。
というように捉えることができそうです。

抽象化したオンボーディングの考えをコーチングに適用

例えば、抽象化したオンボーディングの考えをコーチングに適用してみます。
コーチングの理想状態が、コーチングを受けるものが自分で理想と現実の差を理解し、
それを解決するための方法を導き、解決までの計画を行い、実際に解決していくことができるようになることだとします。
このひとまとまりを自分でできるようになる、という体験がこの行動へのエンゲージメントを高め、行動が変容していくことになります。

まとめ

さらにいうのならオンボーディングのオンボーディングについて考えるとよいかもしれませんね。


この抽象化したオンボーディングを元に、身の回りの何かを例えてみませんか?

テンプレート

理想の状態は、 [理想の状態] であり、
そこに到達するためには [必要なこと] が必要です。
[必要なこと] によってポジティブな体験をすることで、 [Who] は、 [What] を意欲的に継続するようになります。

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