今日に明日を混ぜる

会社の昇給・昇格制度で評価シートを作ることになった。仕事に自らどんな目標を立てて、どうやって達成していくか。それを上司と相談してこなしていくことで成果を測るという。

自分で言っちゃなんだが、やる気は十分にある。やりたいこともたくさんある。ただ、ここ数ヶ月は目の前の「こなさなければいけないこと」に気を取られがちで、なかなか前に進めない日々が続いていた。もどかしい。能力がないのかもしれないと途方に暮れることもあったし、自分だけでは状況を変えられないと開き直ることもあった。
でも冷静に考えると、どちらの思い込みも無意味でしかない。「だから？」「それで？」止まり。

前にもどこかに書いたかもしれないが、大学院で研究をしていたとき、教授に言われて胸に響いた言葉がある。「昨日に比べて今日は何ができるようになったかを毎日の終わりに書きなさい」。
少しずつでも良いから確実に歩みを進めなさいと。一歩に気づかなければ、前進は分からない。とはいえ当時はその行動の重要さをよく理解しておらず実践しなかったのだが、卒業してからは身にしみるように分かるようになった。なぜなら、学校ほど仕事ははっきりと評価されないから。なんなら誰にも見られていないことだって多い。ということは、今回の評価シートの導入はチャンスだ（正直書くのは多少面倒だが）。

この前、上司に「毎日タスクを100%の達成しているだけじゃ昇給できないよ」と言われてハッとした。忙しさに追われて、とにかく自分に与えられた仕事をこなすことが目標になっていたし、成果への意識を失っていた。求められる以上、プラスアルファの成果が評価の対象であり、今の給料（評価）は100%の自分に向けたものでしかない。言われてみると当たり前なのに、全然理解できていなかった。
でもよくよく考えたら水泳でベストタイムを出すのも同じことだったな。

というわけで今日の振り返り。40分ほどかかったが、とりあえずnoteを1本公開までこぎつけた。それだけでも一歩前進。

写真は友達の美味しいジャム。タイトルは大好きな曲の歌詞より。