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動物愛護・保護のこと。

今年、2022年7月に自主企画で動物のためのチャリティーイベントを始めた。ANIMA(アニマ)といいます。

モルモット狂(教)で画家・イラストレーターの我喜屋位瑳務さんと共同主催。私にモルモットの魅力を教えてくれた師である。

我喜屋さんにビジュアルを描きおろしてもらい、お互いに動物を愛する知人・友人に声をかけてブッキング。山田はコンセプトとPR、運営まわり一式を。動物に想いの深いアーティストの方々にも声をかけ、ライブをしていただいた。チャリティーTシャツは会場・オンラインあわせて200枚以上売れ、ライブもほぼソールドアウト。運営としては不備だらけ、ドタバタで当日の記憶はところどころ欠けているものの、おかげさまでちゃんと結果と言えるような寄付も集まり、イベントもたのしんでいただけたようだ。感謝。

そこからは仕事に追われつつも、集計をして、寄付を進めてきた。イベント自体も知らないことだらけだったけど、愛護団体の発信する情報に驚愕したり、保護活動の大変さを知ったり。保護動物の痛ましい写真にも遭遇して、胸が痛む日々。

もともとつながっていたご縁から寄付先をあたっていく。まずは身近だったり、お金の使い道がわかりやすいところへ。イベント前はウクライナやロシアの動物に・・・!と思っていたけれど、正確な情報がつかめないいま、目の前のことに向き合おうということになった。

保護活動をされている方から状況を聞き、活動について教えてもらう。「つい先ほどレスキューの電話が入り、迎え入れた」なんてこともよくあるようだ。当然ご飯があればいいわけではなく、手当や手術が必要な子もざらにいる。

モルモットなどの小動物は、犬猫に比べて保護活動をしている方も、支援を募る活動も非常に少ないのだという。そりゃあ圧倒的メジャーの犬猫・・病院自体、小動物を診てくれるところも限られているのに。小動物もなかなかの数が一度に産まれて、多頭飼育崩壊しやすいのに。需要のあるものしかないって、なんだかなあ。

保護をしている方々は別の仕事をしながらなので、とにかく忙しい。お金が絡むと、思ったように活動できなかったり、収支の報告に割く時間もないから、と自費でできる範囲に留める方にも出会った。でも、手術が必要な子は、当然保険に入っているわけではないので数百万とかかかることもあるらしい。人間と変わらない。それは絶対、個人で払えない金額。もっとたくさんの子を救えるように・・と苦渋の決断もあるだろう。

保護活動もしたいところだけど、今自分たちにできるのは、伝え広めることが一番だと思った。

現状の問題を伝えること。
情報の集め方や読み取り方(リテラシー)を学んでもらうこと。
保護したいと思ってくれる方がいたら、どんな準備が必要か知ってもらうこと。

せっかく私はらいたんと出会ったので、小動物にできることを、もっと増やしたい。安眠できる尻を守りたい。

というわけで、ANIMAはこれからも継続していきます。お手伝いしてくれる人も少しずつ、増えたらいいな。


本を買って、いろんな方に貸出もできればと思っています。