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日銀政策決定会合を受けて


八宝菜って実際一番宝なのうずらだよな
と、思っている投資家の皆様お疲れ様ですチダルマです('ω')


少数精鋭なnote民の方
記事書く書く詐欺をし続けてしまったことをお詫び申し上げます(-ω-)…
結局Twitter復活してそんなに更新する予定もなかったんですが
Twitterの方が楽なのでそっちをメインに更新しておりました。
以前と変わらずやる気のある時は要人発言などリアルタイムで
追ったり追わなかったりしておりますのでお納めください。



今回更新しようと思ったのは不動の日銀が動いてこれは非常に大事だよねと思ったこと
そこからのあらゆる値動きがちょっと気持ち悪いなと感じたので
自分の頭の整理もしておこうと思ったことが理由なのでそんな感じの記事となります。

それでは本稿へ。


・日銀政策決定会合

簡単にまとめると

・日銀は金利の変動幅について従来の運用より柔軟に対応する旨の政策を決定
・0.5%程度を目標としながらも従来のYCCの運用とは異なり、目標以上の利回りの上昇を容認する姿勢
・上限のキャップを1%に設定
・植田氏曰く「YCCを継続して維持していくための措置」であり引き締めとして実行される政策ではない
・緩和姿勢を継続していくため、上下方向の振れに機動的に対応する為の動き


とのこと。
0.5%分10年債利回りにグレーゾーンが形成されたということですね。
そしてこのグレーゾーンに対して植田さんは
「市場の判断に委ねる」としつつも「投機的な動きには適切に対応」すると発言されています。
投機的な動きはファンダメンタルズを考え判断していくとも記者の質問に対して回答されていましたね。


結果を受けて

日銀政策決定会合結果発表前夜にその内容について日経から報道が出ました。
その記事がこれ↓
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB266VX0W3A720C2000000/

飛ばしと呼ぶのかリークと呼ぶのかよくわかりませんが
とにかく内容がかなり綺麗に記事として出てたわけですね。
これを受けて円高が加速。
その後会合結果が発表されるとともに円は売られるも
その後倍速で買い戻されます。
そこからまた円は売られていき
米国PCEが鈍化したにも関わらず円が全通貨で相対的に売られそのままサタデー。

日本の動きを米国に置き換えて考えたらFOMCで利上げしました。
次回の会合でパウは利上げしませんと言い切ってます。
しかも今回利上げしたけど別に利上げしたとかじゃないんだからね///
なんて言ってるようなそんな感じです。
通貨安トレンド自体は継続する方向で考えた方がええですよね。


PCE鈍化以後は株価上昇、コモ上昇でVIXも下落しておりリスクオンの動きかなと思います。
ドルがそれほど売られなかったのはミシガンの影響もありといったところかと考えられますし
ユロポンは米がインフレ鈍化の兆候を見せたり弱気になれば買われるので
PCE鈍化受けて退避的な動きが起きたと考えればおかしい動きではないと
僕は考えていますが
気になるのはオセアニアと金ですね。
中華サイドの影響を受けている面もあるとは思いますが
それにしても気持ち悪いなというのが正直なところです。
基本的には不動と思われていた日銀が動いたこと
月末ということも考えればそれに伴うリバランス的な動きが含まれていても
全くおかしくはない状況なのでそんなに深くは考えない予定です('ω')


今回日銀の話なので円に話を戻しますが
10年債利回りを見ると0.573ですので現環境では
目先の10年債の価値はその程度だと判断されたということかと思います。
しかしながら注意したいのは環境が変わって円に需要が出た場合
これまで以上に円が価値高になる根拠としての余白が出来たということですよね。
現環境では米国はメンバーの誰もリセッションを見ていないとの発言もありましたが
これからインフレが鈍化していけばどちらにしろ利下げの話題は年後半から来年にかけて必ず出ると思います。
その他にもリスク要因に対しても円買い反応がある場合
これまでのボラ感を想像していると話が違うぞということになる可能性は十分あると思いますので
少し警戒感を上げて来週から相場を見ていこうと思ってます。



それではみなさまよい休日を(´-`).。oO


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