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FOMC5月議事要旨まとめ編

お疲れ様です
それではまとめ編に移ります('ω')
ほとんど確認作業ですがいろいろあって相場観見失っちゃった方はご参考にしてください

まず米国経済が会合前の段階まででどのような状態にあったかという点ですが

・米国経済は適度なペースで拡大しており、雇用も増加が続き、失業率は低水準を維持
・インフレは引き続き高い水準
・銀行システムは健全であり、信用環境の引き締まりが家計や企業の経済活動、雇用、インフレに影響を与える可能性があるが、その影響の程度についてはわからない
・FRBは最大雇用と2%のインフレ率を目指しており、これらの目標を達成するため、FF金利の目標範囲を引き上げることを決定。
・FRBは経済の見通しに関する情報を継続的に監視し、必要に応じて金融政策の立場を調整する用意がある。
・政策金利の決定は、引き締め効果の遅延がどの程度あるものかという点に左右される

要するに

指標ええよね、インフレ高いよね
銀行は健全に引き締まってるけどどの程度影響があるかはよくわからないよね。
今後も引き続きデータ見て判断したいね

というところですよね
次回の政策金利に影響を与えそうな要因は

1.インフレ率
2.雇用、失業率の変化
3.GDP
4.銀行セクターや金融機関の安定性、引き締めの波及具合
5.国際情勢

といった言わずもがなという感じのところですよね。
FOMC時点から今日までを考えると指標の結果は非常にポジティブです。
国際情勢的に言うと来月以降日本の政策変更リスクがあるかなというところですが
本日発表の東京CPIはすでに0.3%ほど鈍化し
市場予想も0.1%下回りました。
この内容からはこれまでクロちゃんが積んできた
インフレへの足掛かりを崩すことにもなりますし
日銀の今政策変更をするのは代償が大きすぎるといった風な発言にも正当性があるように感じました。
もう一つ懸念点としては米国の銀行の引き締まりの影響ですが
個人的には指標も良好ですので現時点では
FRBが想定する引き締めの水準には達していないのではないかなという風に考えています。
議事要旨全文読んだ感じでもそのように感じました。
ニアピンで債務上限問題ですが格付けが下がることによって市場に与える影響が1番最たるものかと思われますが
2011年の例で言いますとS&P500は20%ほど下落し貼りつき
その後値を戻すといった動きを見せたようです。
最近のドルの動きはかなり米国指標は良好な割に少し値動きに豪快さが欠けるかなと個人的には思っているので
為替に対して全く影響がないという値動きをしているようには見えませんが
リスク度合いとしてはかなり限定的であると市場は判断しているのではないかと予想しています。
もうイエレンさんが期限としている日付までそう時間がないので
これから更に織り込まれドルが売られていく展開も否定できませんが
最近債務上限交渉に入るたびにドルに仕掛けの買いが入っているように感じてます。
合意した場合の跳ね飛びを期待しているのだと思いますが
期日までで考えると実際どうなるかわからんので
セルサイドバイサイド両面で警戒すべき点ではあると考えます。


そんな感じでお疲れ様でした٩( 'ω' )و

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