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東京15区の日経情勢調査に関して

先ほど日経新聞の東京15区情勢調査が発表され、立憲民主党の酒井氏が優勢、日本維新の会の金澤氏が続き、日本保守党の飯山氏、無所属の須藤氏、秋元氏、乙武氏が混戦模様の情勢となっている。

このまま進めば酒井氏のゼロ打ち当選の可能性出てきているが、選挙戦はまだ8日間も残されているので情勢が変わる可能性もある。
では2番手以降はどうなるか、金澤氏に票が集約されていくのか、あるいは3番手以降の候補者が伸びてくるのか。
JX通信社の米重氏によると、一般知名度は高いが、政治的知名度の低い候補者はスタートダッシュは出遅れるものの、後半に伸びる可能性を指摘している。今回に関してはネット知名度の高い飯山氏をも加えて、須藤氏、乙武氏の3氏が該当すると述べている。ということはこれらの候補が伸びていくのか?あるいはその3氏が伸びしろを食い合う形になるのか?また、維新の候補者も終盤にかけて伸びる傾向がある。ただ、現場レベルの話では今回に関して言うと、21年衆院選時よりは格段反応に良くなってはいるようだが、昨年の統一選時のような風は吹いていないとのこと。やはり東京は空気に左右されやすいということのようだ。

そして、秋元氏が健闘しているようだ。教育の無償化を実現する会代表の前原氏の18日の会見での発言によると、今まで地元に根付いた活動をしてきた方々が自民党で、今回は秋元氏でもいいかという人が実際にいたようだ。
一方、前原氏の長年の秘書を務めている方が江東区出身で、その方が地元を歩き回る中で「秋元氏を応援していた人も金澤さんを応援してほしい」とお願いしたところ、「快く応援しましょう」という地の方もいるようだ。もちろんその通りに行動するかは分からないが。

あと、個人的に可能性は低いと思うが、自民党公明党の票が情勢を見極めて酒井氏に勝てる候補に乗っかるのではないかという人もいる。
特に今回は投票率が大幅に下がると見込まれるため、1~2万票の差でひっくり返る可能性があるということもそのような説が出てくる要因になっているのだろう。最終盤で逆転可能な位置に付けていれば、何が起こるか分からないかもしれない。

最後に、今回は自民党が候補を出していないためイレギュラーな選挙になっている。自民党支持層の票がどこに行くかが非常に読みづらいため今後情勢が変わる可能性は否定できないか?
もっとも、情勢調査として精度が高いのは朝日新聞やJX通信と言われているため、それらの情勢調査を待ちたいところだ。


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