こちらは完全に趣味のコーナー。
ジョルノのちょっとオタクな趣味である「音楽鑑賞」まとめ🎶

今回は「Hazy」 - Rosi Golan feat William Fitzsimmons

🍎 https://music.apple.com/jp/album/the-drifter-and-the-gypsy/294687849

イスラエル出身のシンガーソングライターが産み落とした美しい一曲。少女のようなピュアで淀みのない歌声と、切ないメロディーに思わず胸が締め付けられます。独特の存在感から異彩を放つイリノイ州のシンガー「ウィリアム フィッツシモンズ」とのハーモニーも最高です。



「ウィリアム フィッツシモンズ」についてはこちら

https://www.hmv.co.jp/fl/8/49/6/

ウィリアム・フィッツシモンズと、哀愁漂う孤高の美学

アメリカ・イリノイ州を拠点に活動するシンガー・ソングライター、ウィリアム・フィッツシモンズ。プリシラ・アーンも参加した、2009年のセカンド・アルバム『Sparrow & The Crow』はマイナー・レーベルからのリリースにも関わらず、幅広く音楽を愛するリスナーの間で静かに話題になり、そして2年ぶりに新作『Gold in The Shadow』が届けられた。盲目の両親のもとで育った彼の家の中は、多くの楽器に囲まれ、音楽が溢れていた。また精神医療士として働いていた経験も彼の音楽性に影響しているという。優しいが甘すぎず滋味深いメロディ、寂寞な歌声には哀愁が漂う。ギター、ピアノ、バンジョー、ハモンド・オルガン、アコーディオンなどを用いてアメリカン・ルーツを描きながらも、洗練されたメロウなブルー・アイドソウル感を兼ね備え、時折エフェクトやエレクトロが柔らかく自然に溶け込む。日常にさり気なく潜む悲しさや切なさを、自身の人生と重ね合わせながら書いた繊細な詞も心に沁みる。爪弾かれるギターのグルーヴはホセ・ゴンザレスと共鳴をして、エモーショナルでありながら淡々とした情景はキングス・オブ・コンヴィニエンスと共振をする。ボブ・ディランのトリビュート・コンピ『Subterranean Homesick Blues』では、ジョーン・バエズも歌った「Farewell Angelina」をセレクトするなど、まさに“クワイエット・コーナー”に佇む孤高のアーティストといえるだろう。
文●山本勇樹   https://www.hmv.co.jp/fl/8/49/6/
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