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東京タブレッツ娘ができるまで

新しいバンドができた、人口わずか4人
それも全員センスの悪いヘビーリスナーばかりが揃ってる。(こういうの面白いと思って書くけどギムに嫌がられるんだよな。似たようなことやってるくせに)

この度、僕は「東京タブレッツ娘」なるバンドを組んだ。

ボーカル 明伽乱歩
ギター たけむらかんた(ギム・教育)
ベース たけむらおうすけ(グレープ)
ドラム せきのやま'24(グルーヴィ)

初ライブは3/29(金)千葉ANGA、ぜってぇ来てくれよな。

ボーカルの明伽乱歩(以降メガ)とは去年、千葉ANGAで出会った。
逆・鱗・児がまだ「猿人」を名乗っていた頃。
たしか今じゃズブズブのTHE DODODO’Sとか、最近調子のいいRed Of Cityも対バンで来てたし、俺たちが勝手に大フアンを名乗ってる武本上畝もいたんだよ。
今思えばすごいライブだったのかも。
ちなみに、のちにバンドを組むことになる元White Heart Laneのハルキとチャーリーも観にきてた。

メガがMCで「バンドをやりたいからメンバーを募集する」と言っていたのを聞いたウチのママンが、「メガとバンドを組め」と助言してきた。ギムもメガの曲をよく褒めてたし、俺もなんとなくそうなったら面白いだろうなと思っていた。
そのあと、メガのインスタでメンバー募集の投稿を見て、すぐに連絡した。

この間初めてスタジオで演奏した。メロディ、歌詞、歌声、編曲。どれもとってもスバラシー。セツナイかんじで、ちょっとチープ。ノリがよくて、そしてとても開放的だったり、たまにものすごく閉鎖的。


ぜひともみんなにもフェイバリットしてほしいね。


カンケーないようであることを少し。

ボクは、バンドというものがただの奇跡であるコトを知ってる。

バンドができて、いつかなくなるまで、バンドはただあり続ける。

バンドはとても純粋。バンドはキミに何もしないし、キミもバンドに何もできない。

バンドはとても孤独だよ。

色んなバンドが今もそこらじゅうで産まれていて、そしてそこらじゅうで終わっている。

悲しいことだけど、あんまり気にしてる暇もない。
どうせまた産まれるから。

バンドに限ったことじゃない。
「ロックンロールは鳴り止まない」とか「永遠の愛」なんて、僕にもわかる、うわべだけの美しきリソー論だ。

誕生と滅亡が同時に起きまくるから偶然そう見えてるだけなんだ。

ちゃんと終わったり始まったりしてる。
その度死にそうになってる人も、本当に死ぬ人も、平気で生き延びてる人もいる。

長い歴史と、その中で起きる色んなことのほとんどが、年老いて死ぬ日の3日前にはどうでも良くなってる。

たいてい、あとから区切りをつけただけの単なるピリオドで、歴史や人生に、意味や原因なんてハナっからない。

だからこそ全て運命なんだとも思えるし、だから運命なんてものはないとも思える。

特に人間関係とか、全部奇跡か事故。

自由に暮らすボクたちが、綺麗にぶつかったり、めちゃくちゃに壊れたりするだけ。

それだけなんだ。全部ただの奇跡なんだよ。


今年の3月、ボクは人生で3つめの奇跡を起こそーと思ってる。その名も「東京タブレッツ娘」。カッコいいでしょ。

キミの心に勝手に寄り添ったり、キミ以外の誰かに平気で優しい顔したりする。たまに君すら追い出してしまうような、そんな4人組だよ。

(重ね重ね、初ライブは3/29(金)千葉ANGA、楽しそうだから、キミも観にきなよ。)

あなたも、ぼくたちと出会いましょう。

それでは

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